新デザインの紙幣が5年後の2024年度上半期をめどに発行を発表されました。
朝にも書いたとおり歴史には疎いので、名前は聞いたことがあっても、どんなことをやった人なのかまでは存じ上げず。
一万円札の肖像には「近代日本経済の父」と呼ばれ、明治から昭和にかけて産業界をリードした『渋沢栄一』。
裏には東京駅の駅舎。
五千円札は日本で最初の女子留学生としてアメリカで学び、日本の女子教育に尽力し、津田塾大学を創立した『津田梅子』の肖像。
裏には藤の花。
千円札は破傷風の治療法を開発するなど、近代医学の礎を築いた細菌学者の『北里柴三郎』の肖像。
裏には江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」の『神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)』
北里柴三郎と野口英世の不思議な縁も。
1892年、東京に日本初の伝染病研究所が建設され、北里柴三郎が所長になり、この研究所の場所と建設費を提供したのが福沢諭吉。
福沢諭吉は北里柴三郎の研究にかける熱意に感動し、協力を申し出たんだそう。
野口英世は、北里柴三郎の研究所に助手として入り、のちに黄熱病研究など多くの功績を残し、北里柴三郎のもとで学んだ経験が活かされていたでしょうね。
よくお札には誰がいいか?なんてアンケートもあって、歴史上に有名な人物が候補に上がるのに、そういう人は選外。
というか、発表もいきなりでしたね。
で、二千円札。
沖縄ではまだふつうに流通しているんだとか。
去年遊びに行ったときは手元にこなかったな…
五百円硬貨についても、偽造防止を目的に素材を変更するなどした新たなものを、2年後の2021年度の上半期をめどに発行。

新元号発表と続いたことは『たまたま』らしい。
だけど、時代の変わり目を今ひしひしと実感しているというか、平成時代も終わりに近づいているんだと思う出来事でした。
新紙幣が手元に入るとき、自分の年齢を想像したらゾッとしました(o゚Д゚ノ)ノ