これまでのお話
バレル・レース練習中のジョーとリフレイム。
ジョー「スズコと一緒に暮らし始めたからには、チェストナットリッジで一番の馬乗りにならないとな。
リフレイム、お前も名馬中の名馬になるんだぞ」
リフレイム「ヒヒン」
牧草をもぐもぐするリフレイムと、爆睡するくろこさん。
かわいいなあ。
日が暮れた後、虎が突然来訪。
虎「案の定、会社から電話があったけど『知らねえよ』で押し通しといたぜ。
それよりこの生活、辛くねぇのか?
おフクロ、庭いじりはしてたけど、釣りしたり水汲んだり、埋めたり燃やしたりなんてしてねぇだろ」
(※肥料として魚を埋めたり、電気ではなく薪やガスを燃焼させて料理をすることです)
スズコ「心配しなくても大丈夫よ」
スズコ「採れたてのお野菜、搾りたてのミルク、生みたての卵。
自分たちで作ったものだけで生活するって、本当に幸せよ。
あんたもそういう料理を屋台で売ったらどうなの」
虎「ウチも果物と花は自家製だぜ」
スズコ「果物はわかるけど、花が料理の材料になるの?」
虎「(やべっ、発酵茶のシノギがバレたらシバかれる!)
い、いや、同業の姐さんに教えてもらったんだけど『神々の食べ物』ってのに『死の花』が要るんだよ。
『死の花』を使ったネクターもあるらしいぜ。だから魔法の国で買ってきた」
スズコ「ネクターがあるの?じゃあお母さんも育ててみようかしら」
虎(よし、ごまかせた)
虎もお母さんだけは怖いらしい。
翌朝、夫婦で魔法の国へ。
ジョー「ここに入ればいいのか?」
スズコ「トラキチはそう言ってたわ」
一発で死の花ゲット。運がいい。
午後、カオスが遊びに来ました。
カオス「父の友たる優しきものの、つかの間の休息の場。
清く保って生命力(バイタリティー)を養ってもらわねば」
自律でリフレイムの寝床の掃除をしてくれました。
カオスはなんだかんだ優しくて、「マナー」「責任感」「思いやり」を得られる水準なのです。中二病なだけで。
リフレイムが機嫌良くしていたので、ジョーとリフレイムは乗馬大会へ。
スズコとカオスはナイトクラブで結果待ち。
ひつじさんにお借りしたロボ美が来ていた。
チェストナットリッジに自律型ロボット、なかなかシュールな光景。
ジャンプ大会優勝!
達人大会に参加できるようになりました。
スズコのネクター作りもレベルが上がり、アップルネクターなどレベル1~2で作れるものは「すばらしい」品質のものが作れるようになりました。
実に順調な暮らしぶり、だったのですが。
この後ジョーとスズコの生活を激変させる事態が勃発することとなります。
次回「まさかの高齢妊娠」に続く。
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