「赤い長靴」 著/江國香織


なんの変哲もない日常が描かれた作品。

でもその中で揺れるうまく説明のつかない心の動きが丁寧に描かれていました。

「抽象画みたい」と思う方もいるみたい。まさにそんな感じ。私は好き。


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芝居をやっていた頃、「日常」を演じるのが一番難しいと感じていました。

毎日毎日の生活でそんなにしょっちゅう大事件が起こるわけではないのだけれど

でも感情は常になんらかの形で動いていて。それを表現するには繊細さが必要だなあと。

人間って。。。何年やってもおもしろいし、何年やってもよくわからないです。