茜っこ・紫苑(A22-20)に家族ができました♡ | 地域猫見守り隊すずねこの会☆出会った猫さんたちのこと。

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一生懸命生きる野良っこたち。
「おなかは空いてない?」
「どこか痛いところはない?」
地域の人たちが優しく声をかける
そんな環境になれば…と願って、
自分にできることを探しています。

1匹でもたくさんの猫さんが
少しでも安心して暮らせますように。


琥珀に続き、

紫苑にも家族ができました💜


2023年5月24日


・介護家庭である事

・猫を飼うのは初めてである事


など、ご自身なりの不安がある中、

保護猫部屋に来て下さったIさん。


「どの子がいい」

「この子が合うかも」


ではなく、

猫を迎える事についてのお話が

じっくりできた良い機会でした。


後日、頂いたメッセージは、


「紫苑くんの里親になりたい」


というものでした。


見慣れぬ来客に固まり、

愛想のひとつもなかった紫苑。


それでも、第一印象から、

紫苑だったと仰って下さいました。



2023年6月26日


トライアルを控えて

事前に自宅訪問を済ませて、

いよいよトライアル。


怖がりで繊細なので心配でしたが、

トイレもごはんも

意外とスムーズにこなして、


物音にビクビクしながらも、

のんびりでおっとりな

紫苑らしい過ごし方をしている様子。



初心者Iさんと怖がりの紫苑。


どちらにも、

我慢や無理が有り過ぎないように

じっくり1ヶ月ほど見守って、


紫苑をお願いする事に決めました。



Iさんが焦ったり不安を感じず、

おおらかに構えて下さった事、、、


なかなか出来る事ではありませんが、


それが、紫苑にとって、

とても良かったのだと思います。


紫苑、ちゃんと引き寄せたね💜





2022年9月


生後5ヶ月で保護した紫苑たちは、


長年、餌やりさんと住民との確執があり、

動物を飼っている人でさえ、

野良猫=迷惑・うんざり

 そんな環境で生まれました。



当時の保護猫数はキャパオーバー。


野良猫とはいえ、

出入りができる家がある状況の中で、


保護を選択するのは

責任と勇気がいる事でしたが、


ゴロゴロと甘えるのに

すっごい怖がりなこの子たちを

外暮らしに戻すことに

ひとつのメリットもありません。


あの時、保護継続の決断をして、

踏ん張って本当によかった。



今も外暮らしを頑張っている

母猫・茜ちゃんと兄弟の玄ちゃん。


私たちの活動の目標は、

リリースした子たちを迎えにいく事。


保護猫を家族に迎えてくださる

里親さんがいてこそ、

継続ができる活動です。



住む家がない野良猫がいる中で、


人間のお金儲けのためのビジネスで

不自然で無理がある繁殖を強要し、

 母体の限界まで産ませて増やす。


猫と30年、暮らしてきた私でさえ、


この現実を知ったのは、

たったの7年前です。


日本って国は、クリアじゃなくて、

都合の悪いことは見せへんから

知ろうとしない限り見えません。


ペットショップで

ショーケースの中に

商品として

値段を付けられ、

売り物にされる命。


妊娠出産は人間にとっても命懸け。


産んだ赤ちゃんを

売り物にされることに、


違和感を持てない事に違和感です。


生体販売は。反対です。


保護動物を迎えるという選択肢を

まず知ってもらえるように頑張ろう。