母は、息子を亡くしたり自身の病気があったりで、一時はかなり老け込んでしまったけれど。

身体もずいぶん元気になってきているようだったし、だんだんと元の若々しい彼女に戻って

きていた。

そう、うちの母はいろんな意味でとっても若いのだった。笑

そんな母が亡くなるのはずいぶんと先だと思われる。

ならば???

どんなに生きているのがつらくても、自ら命を絶つ勇気が無いのが私で、

だから生きていく意味を見つけようと必死にもがいた。

幾度となく遺族会コミュニティを探してみたりして。

ただ、一歩を踏み出す勇気がどうしても持てなくて、行動に移すことはできなかった。

「それなら」と自己啓発や引き寄せといった類の本を読み漁り、実践しようとしてみたりした。

でも、まるで行き場を失った魂がグルグルさまよっているかのような状態だったその時の私に、自己啓発などとんでもない話だった。

「少しでも現状を変えたい」という一心で色々と模索してみるも、結果的には自分で自分を

さらに追い込むこととなった。

そんなある日、亡くなった人とも交信?できるという、「スピリチュアルカウンセリング」という

ものに行き着いた。

失礼ながら「怪しいかな?」との思いも正直あったけれど、でも、怪しくてもなんでもよかった

のかも。

弟から何か一言もらえたとすると、それは一歩を踏み出せる大きなキッカケになるんじゃないか!!!と、そんな風に思ったから。

評判の良さそうなカウンセラーに早速予約を入れてみることにした。

そして母にも一応聞いてみることにした。

「私、スピリチュアルカウンセリングというのを受けてみようと思って。

江原さんっぽい感じだと思う。ユウキのことも視てもらえそうだから。ママは受けないよね?」と。

もともと私は「目に見える世界だけがすべてじゃない」と思っているタイプな気がするので、

スピリチュアルカウンセリングというものにあまり抵抗がなかったのかもしれない。

でも、母は超現実的な人。

そんな母が「ユウキのことが知れるなら私も受けてみたい」と言った。

ということで、2018年の年末、母と私は3年ぶりにユウキと触れ合う機会を得ることに

なった。