東日本大震災から4年が経ちました。
4年が経った今でも避難生活の方々は23万人もいらっしゃるそうです。
復興活動はまだまだ続いています。

この4年間、私なりに何かできることはないか考え、音楽には人を癒したり元気にするパワーを持っていると信じ、歌を被災地の皆さんに届けたい。そんな思いで微力ではありますが歌い続けています。


2014年3月には「未来へつなぐプロジェクト」に参加させていただき、多胡邦夫さんプロデュースの東日本大震災復興支援ソング「未来へつなぐメッセージ」をレコーディングしました。
復興への道のりの中、この曲で被災地の皆さんの背中を少しでも押してくれたら...、そんな想いで歌わせていただきました。

2014年9月には福島で行われた「ROCKCORPS」というイベントに参加させていただきました。4時間のボランティア活動を終えた方々だけが参加できるライブで、私も被災地で発見された写真をきれいにして、持ち主のもとに返すという「あらいぐま作戦」を皆さんと一緒に参加させていただきました。
「見えない誰かのために、自分ができることをしたい」というたくさんのボランティアの皆さんの熱い想いが集まり、ライブ会場はたくさんのパワーでみなぎっていました。

次の日には全国ツアーで、福島県棚倉町文化センターに行き私のライブでは初めて「未来へつなぐメッセージ」を音楽プロデューサーの多胡邦夫さんと、いわき湯本第一中学、郡山少年少女合唱団、棚倉中学の皆さんと一緒に初めてライブで歌わせて頂きました。
一緒に歌ってくださった子供達の笑顔、そのご家族の皆さんの涙、今も忘れられません。

そして、2014年11月には2年続けてクリスマスイルミネーション点灯式で気仙沼に行きライブをしました。
気仙沼湾のクリスマスイルミネーション点灯式のテーマソングを担当させて頂き、被災地の皆さんのことを想って作らせて頂いた「未来へ」も歌いました。


そして今私は福島の郡山にいます。
「福魂祭」というイベントに出演させていただきます。
会場に集まる方々に少しでも笑顔になっていただけるよう、一所懸命歌わせていただきます。
3.11を忘れない、風化させないためにも、これからも私ができることを続けていきたいと思っています。

Never forget.

2015.3.11

May J.