大寒の日。
椿の会の初釜・東山荘へ




受付からおめでたい設い。
先生お手製の甘酒をいただきました。



床飾り
表千家の結び柳



可愛い紅白椿の蕾が
添えられていました。

軸“和敬清寂”
東山荘はいつもこのお軸が飾られています。
いつも一緒というのも落ち着きますね。



丸三宝に長熨斗、熨斗押の宝珠。



香合は羽子板。
紙釜敷の色重ねの美しさにハッとしました。



川口屋 “花びら餅”
縁高(ふちだか)という一番格式ある菓子器に盛られて運ばれてきました。
縁高は2回目。
忘れてしまいますね…
再度、扱いを教えていただきました。


その後は濃茶。



いつ見ても先生のお点前は美しいです。


【本日の干菓子】



小山園 “寿のせんべい”
亀屋良永 “梅の頼り”

赤い丸がふたつとシンプルな模様。
実はこれで梅を表現しているそう。
京菓子はとても粋ですね!



薄茶の景色。
緑に思いを馳せます。
お茶は小山園の“大福茶”



くじ引き。
当たりには鶴と亀が書かれているそうです。
私は外れちゃいましたが
折り方が可愛いくて持ち帰りました♡


【本日の着物】



色無地と椿の絵柄の塩瀬帯。
お庭をぷらり一周しました。
偶然ご一緒した方が撮ってくださいました。

最後に先生が
日本の四季は七十二候あると
おっしゃっていましたが

大寒のこの日は
七十二候では“款冬華(ふきのはなさく)”

蕗のとうが蕾を出すころ。という意味だそうです。

雪解けを待たず
厳しい寒さのなか
そっと顔を出す蕗のとうに
春のおとずれ、生命力を感じ
元気をいただけますね。

そんな気持ちを
言葉にしたのではないでしょうか。

本日の初釜も
款冬華の日にふさわしく
希望と喜びのある会でした。

ありがとうございました。
 

 
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