今日は時事英語の回です。コロナについては以前にも扱いましたが、今度は角度を変えて、世界的なワクチン供給の格差を考えてみたいと思います。


国連の動画がありました。英語版ですが、日本語にも切り替えられて勉強にも役立ちそうです。https://youtu.be/Irxikwio1Mo


先進国に住む私たちは、3回目の接種を受けようとしているのに、全く一度も受けていなかったり、そもそも国内に入ってこない国もたくさんあるようです。UNICEFのサイトが情報は一番詳しいのですが、寄付のお願いがすぐ出てくるのでここでは載せないでおきます。


個人的にサポートするのも役に立たないことはないですが、やはり先進国全体が協力してどんどん無償でワクチンを送らないと問題は解決しないと感じます。


こちらはデータがわかるサイトです。



ソマリアだったか、日本と比べると国民一人当たりのワクチンが18分の1だそうです。サハラ砂漠以南のアフリカは特に貧しく、放置していたらどんどん命を落とす人が増える一方です。


日本も何か貢献するべきだと思います。コロナのために日本人も以前と比べると経済的に苦しくなっていますが、苦しさの次元が違うと言うか、生きるために最低限の衛生状態さえ整っていない国では、今まででも病気が流行りやすかったところにこの状況では本当に困っているでしょう。声を挙げられない赤ちゃんや子供たちが心配です。


今日の英文です。

Inoculating the Covid-19 vaccine three times may maximize our immunity, but it's actually too costly an option to implement for most developing nations.

In order to bridge the gap between the rich and the poor globally, developed countries such as Japan, Us and China should start sending vaccines to the developing world ASAP, through international organizations like UN. In addition, we should monitor whether these vaccines will be distributed equally in the recipient countries as much as we can so as not these doses to be used by corrupt politicians or mafias.

Even if this assistance makes our third inoculations in Japan delayed a few months, personally, I don't mind at all. Public awareness is the key to make this process happen.

世論を醸成していくことが大切ですが、時間がありません。グローバルな現代世界では、他国の感染の終息が自国の安定に繋がり、最終的な世界の利益になることを国際社会が理解することが鍵になりそうです。