今日は時事英語の回です。

最近また銃にまつわる事件がアメリカで起こりました。映画の撮影中に暴発して、撮影監督が死亡し、他にも重傷者が出たようです。こういう事件がある度に、日本は銃が持てなくて良かったと感じます。アメリカはどうして市民の銃保有を認めているのでしょう?


武装することも自由の一つだと本気で考えているとしたら悲しいです。人を殺せる武器を置いているだけでも、事故の可能性は高くなってしまう気がします。


精神的に不安定になった若者が乱射事件を起こし、最終的には自殺したり、警官に撃たれて亡くなったりすることも多いですね。事件になっても、本人は必ずしも本当の悪人ではないと思います。鬱病や精神病、麻薬中毒は、身体の病気と同じように誰もがかかることがあり得るし、治せるはずです。問題は病気の人が一時的な錯乱状態に陥って、周りの人を巻き込むことです。そんな人を社会が放置せず、治療し、武器を遠ざければ近い将来有用な人材になれたかもしれません。銃のせいで犯罪者となり、壊れてしまうのは余りにも辛すぎます。武器を買う時は詳しい理由を提出し、テストを受けて合格しなければならない条件を付ける等、アメリカでも厳しい規制が必要だと考えます。


BBCに詳しいデータがありました。

日本語のサイトでもいろいろ調べられます。

西部劇のイメージはアメリカらしいですが、時代が違います。誰かが武器を持っていると考えれば防ごうとして武装したくなる人が増えるし、人を攻撃しなくても自殺したい人が簡単に実行できるだけでも社会の損失は大きいと思うのですが、本当にどうしてなのか、日本で暮らしているとわからないというのが正直な感覚です。

今日の英文です。
Most American people seem to believe owning firearms is one of their basic human rights. Many of them might have no trust in the police and the government.
From Japanese point of view, however, their guns cause tragic accidents, not to mention other crimes, rather than protecting them.
It is time they started restriction on firearms before it is too late.
少しでも銃で人が亡くなる事件が減るように願っています。