みなさん、こんにちは。

海外駐在員兼オフショア投資家のmayearです。

 

「投資家」という仰々しいタイトルを使っていいものかどうかわかりませんが、

「投資家」という資格がある訳でもないので、

言ったモノ勝ちということでご勘弁下さい。

 

前々回の投稿で投資資産一覧を公開し、

以降その中身について触れております。

 

前回は都内に保有している区分マンションについて紹介。

国内非居住者は売却時の適用税率が(国内居住者と比較して)

べらぼうに高く、高値市場でも売るに売れない悩みについて紹介しました。

これから海外に移住される不動産保有者の方、ぜひお留め置き下さい。

 

さて、今回は海外不動産、それも賛否両論が多い

「アジアのランドバンキング」についてです。

 

mayearの資産ポートフォリオの中でも「高リスク・高リターン」カテゴリです。

にも関わらず、1,000万円というmayearにとって

高額資金を突っ込んだ背景を順を追って紹介致します。

  

mayear2014年からタイに駐在しております。

タイでの投資を本格的に考え出した理由は、現地の実情を知りやすい環境もありますが、以下が大きな理由でした;

 

① タイの所得税率は日本よりも格段に安い(いずれ詳細紹介します)

② 市場成長が著しく、特に不動産は「これまで一度も下がったことがない」と言われていた

mayearの保有資産のほとんどが円建て。

 当時かなり過激な評論家の副島隆彦さんによる「近い将来の超インフレ・超円安論」を真に受けたこともあり、

 「円建てだけでなく、他通貨での資産構築が急務」と勝手に焦ってた。

 

「タイ」「不動産投資」でググると、

日本在住の投資家に向けての仲介投資案件ばかりヒットします。

投資案件としては、バンコクやパタヤのマンション投資が主体でした。

 

当時色々調べた結果、同エリアの投資マンションは既にバブル状態で、利回りは5%以下がザラ。

実際の購入者は、建付や設備に関するトラブルが多く(タイでは新築区分所有のトラブル多し!)、

仲介業者や管理会社のサポートも不十分であることから、

かなりリスクが高い投資である印象を受けました。

 

また、わずか2年位タイに住んだだけでも、

不動産の市場価格推移や需給の肌感覚がなんとなく分かるので、

不動産投資については現地にいる強みを発揮しやすいと感じました。

言い方を変えると、知らない土地の不動産投資はリスクが高いということですね。

 

とはいえ、にわかでしか知らないタイの不動産投資に

最終的に約1,000万円を投じることになるので、

頭で分かっていても(実際にはわかっていない?)

行動してしまう行動心理は恐ろしいものです。

 

次回はその過程~現在までの状況について綴らせて頂きます。