みなさん、こんにちは。
海外駐在員兼オフショア投資家のmayearです。

前回タイでのランドバンキングに投資する前段として、
mayearがタイでの投資を考えたいきさつや、タイでの日本人不動産投資の当時の状況について紹介しました。

「不動産投資は現地のことを知りもしないですべきでない」
と言ったものの、わずか2年しか住んでいないタイで
約1,000万円の高額投資をランドバンキングにするに至る経緯を今回と次回で紹介します。

以前記事に紹介した様に、東京で所有している区分所有の価格が上昇していたこと、また円高に振れている局面でもあったことから、2015年位から「海外不動産の投資時期は今だ!」という、強迫観念じみた衝動があり、自らコンタクトしたのです。

その後2016年に、タイのランドバンキング(土地購入)関連の会社2社にコンタクトし、内一社の、在タイ日本人で同社社長(仮にA氏)より具体的な物件紹介を頂く運びとなりました。

A氏の会社はフツーに関連キーワードでググれば出てきます。不動産投資で仲介業者からの売り込み私募案件は詐欺がらみが多いこともあり、A氏の姿勢や説明の中での疑問に対する回答について精査しました。

今回A氏から紹介頂いた投資は、とある開発区画への参画プロジェクトへの土地投資でした。複数の対象を紹介され、価格は凡そ600-1,000万円位。

当時のA氏によると、タイのランドバンキングは以下の様な見方が挙げられるとのことでした。
●今後タイでは各地方とタイ近隣各国を結ぶ経済回廊ができ、流通量も一気に増えることで、周辺地域の地価が上昇を続ける。
⇒mayearが調べたところ、バンコクから対象地域近隣の大型開発プロジェクトは政府発表されていた。
●タイでは1997年のアジア通貨危機の時期を入れても、これまで地価が下落したことはない
⇒データの出どころにもよりますが、mayearが調べたところ実際そのようでした。
●世界的な金融緩和による金余りは当面続き、行き場を無くした投資マネーはタイ市場に流入される。

A氏曰く、今回販売対象としている某地域は2012年頃(経済回廊開発が決定した前後)から急激に値上がりがしている様でした。
「それって上がりきって高値掴みということはない?」との質問には、
「経済回廊が開通する19年以降に向けて引き続き上がり続ける」とのこと。

いずれにせよ、見たことない土地の購入検討をすることはできないので、家族旅行を兼ねて一度ご一緒しませんか?というご提案頂いたので、バンコクから車で2,3時間の土地購入対象地域を訪れてみることになりました。

早速打ち合わせの2週間後に先方会社所有の大型ワゴン(結構いい車。安心材料)でA氏と家族3人乗り込み、
現地に赴き、対象エリアをご案内頂きました。

移動中にどんどん人気のないところに入っていき、そして辿り着いたのが、当たり遮るもののない、畑が延々続く土地。
牛が放牧されており、当に牧歌的・・・。

A氏「ここです」
mayear「え・・」

言葉に詰まりましたが、まだ開発されていない土地だから
こんなもんか、、と自身に言い聞かせ、冷静を装い、同地区や周辺地域の開発計画や地元の方の折衝等について質問しました。

mayear「ここに数百万円か~・・・」
正直土地を見るまで結構買う気満々だったのが、現物を見て正気に戻ったのを覚えております。

そんなmayearが何故大枚をはたいて購入するに至ったのか、、次回は購入とその後の現在の状況についてご紹介致します。