まずその国では、胚盤胞の凍結ができません。
このあたりは技術的な問題ではなく宗教の問題です。
卵子や精子は "細胞" だから凍結保存が許されていますが、胚盤胞は "命" と見なされるので、凍結保存が法律で認められていないのです。
これが実は、私が日本に残って治療を続けたい一番の理由だったのですが、少し考えがかわりました。
と、いうか...
刺激をして、一度にたくさん卵が採れる人には、胚盤胞の凍結ができないのは確かにイタイ。
せっかく胚盤胞まで育っても移植するもの以外は、「廃棄」か「研究用に提供する」かしか選択肢がないというのですから

でも私は、一度にたくさん卵が育ってたくさん採れる訳ではない。
1つでも2つでも採卵できて、受精して分割してくれた卵をできるだけ早く移植、っていうのを根気よく続けるのがたったひとつの道だとすると、その国でも同じ事ができるのではないかな。
だったら、ひとりで日本に残って「妊娠するまで!」っていう先の見えない別居生活をするよりは、一緒に行った方がいいのではないかな。
環境を変えるといいっても言うし。
でも、問題はコスト。
YSYCの成功報酬は私のように卵がなかなかできない人が、何度もチャレンジするのに優しい料金設定です。
良い卵に出逢うまで、採卵→移植を繰り返す、っていう長期戦を可能にしてくれる。
神奈川県の助成金もあるし。(もうちょっとで一回分ふいにする所でしたが...)
でも、その国では、なるべく強い薬で一度にできるだけたくさん採卵して、その中で最もいい卵を選んで移植するっていう、短期決戦な考えた方らしい。
何やら成功率は高いぞっていう評判らしいけど、なんとなく私にあっていない気がする。
やっぱり、日本かなぁ。鍼治療も続けたいし...
という訳で、ぐるっと一回りして、また「日本がいい」に戻ってきました。
「妊娠するまで」の別居生活に追いつめられて精神を病んで
しまわないように「資格を取る」っていうもうひとつの日本にいる意味と目標を見い出したのでもう少し日本で頑張ります 