人は幸福には鈍感であると思っています。

そして後から振り返ると、幸福だったと思うことがままあります。

大学生時代は月8万円で暮らしており、

食の楽しみはバイト代で450円の天下一品を食べることでした。

お金が無くなると日払いのバイトに行ったり、

下宿のコーラのビンが1本30円で売れたので、集めたお金で昼食をとりました。

お金がなくても、十分幸せでした。

 

社会人になって働くようになった時、

お金は稼げるようになりましたが、自由な時間がほとんどなくなりました。

特に週休2日制でなかった時は、平日の夜に無理して遊んでいました。

ある程度の収入がもらえるようになると、

夜の店で酒を飲んだり、ゴルフをして楽しみました。

海外旅行も頻繁に出かけるようになりました。

 

そして定年退職後の生活では収入は減りましたが、自由な時間を手に入れました。

人は環境に順応できます。

その時代ごとに幸福であると感じるかどうかは自分の心次第です。

私は今の生活にも満足していますし、過去の生活にも悔いはありません。

今を大切に生きることができていれば、

案外後悔しなくて済むと思っております。