高齢者になれば、誰でも明日死ぬ可能性が高まっています。

それが若者の意識と異なることです。

若者は死を意識しないからです。

 

ところが人は人生を先送りし、今を楽しもうとしません。

特に高齢者になればなるほど、

「将来が不安だから。」と口にします。

 

将来を心配するより、今やりたいことをやって楽しんだ方が良いと

私は考えています。

そのためにはいくばくかのお金が必要です。

お金の不安から解放されないと、生活を楽しめないのも事実です。

 

論理的に突き詰めて考えると、

お金の不安を解消するためにはお金を稼ぐ力が必要です。

ところが高齢者にとって良い働き場所はなかなか見つけにくいのです。

好きな仕事をやることは幸せにつながりますが、

好きでもない仕事をすることは苦痛であり、時間の浪費となります。

 

結局、多くの人はここで行き詰まり、思考を止めてしまうのです。

私はここで、高齢者の稼ぐ力は投資にあると考えました。

稼ぐ力とは思考と経験です。

63歳の私はまだ厚生年金の対象外なので、収入は個人年金と不動産収入のみであり、

生活費には到底及びません。

しかしながら足りない分は株式投資の利益で補えています。

芸は身を助くという言葉どおりの人生を送っています。

 

明日死ぬかもしれないと思って生きるということは、

真剣勝負なのです。