私は長く働いて、ゆたかな老後を実現することは難しいと思う。

高齢者の労働には限界があり、会社や社会は若い労働者を選択するので、

居心地が悪く、ストレスもたまる傾向にある。

 

そもそも日本人の働き方は会社員であり、スペシャリストではない。

だから高齢者の転職も上手くはいかない。

スペシャリストであれば、ニーズもあるが、会社員にニーズは無い。

 

老後の不安ということで、日本人は長く働こうとするが、

生物学的には老いれば老いには勝てない。

体の不調も生じるし、脳の働きも衰える。

 

長く働きたいなら、現役時代にスペシャリストになる必要がある。

得意なことなら生涯現役で続けていくことができる。

私は会社員としてゼネラリストにすぎなかった。

だから現役時代に投資家を目指すことにした。

定年退職後、投資家になって本当に良かったと思っている。

得意なことなら生涯現役で続けていくことができるからである。