本日の日本株は上昇後に売られました。
東証続落、特にグロース株が弱かったです。
グロース株が弱い理由は、日本の長期金利上昇にあります。
日本の長期金利は約11年ぶりに1%に到達しました。
わずか1%の金利の利上げで、株価は下落傾向になるのですから、
今後も金利上昇は株式市場への圧力となります。
私も日本株は2銘柄のみ保有しており、
金利に負けない銘柄を選択していますが、
それでも本日は大きく下落しました。
10月まではこうした相場が続くと予想しており、頭が痛いです。
決算数値そのものが良くても、続かない相場環境となりそうです。
市場では「日銀が量的引き締め(QT)など金融政策の正常化を進めると予想されるなか、
思ったタイミングで株を売却できなくなる『流動性リスク』が大きいグロース市場の銘柄からは
資金が流出しやすい」とのアナリストの指摘があった。
株仙人は5月相場は空売りに徹しているので、収益そのものは上がっています。
今も10銘柄ほど手掛けていますが、毎日利益を計上しており、
保有株のマイナスの穴埋めとなっています。
株仙人は買いだけでなく、空売りも重視しています。
相場環境が悪くなった時、その期間が数か月、数年にわたることも経験しており、
そうした時に買いだけでは立ち行かなくなるからです。
少なくとも機関投資家は両建てしているので、
個人投資家も同様のスキルで戦う必要があると思っております。
私自身もそうでしたが、空売りもベテラン投資家について学んでおくべきスキルです。
特に今日の相場を見ていて、明らかに今の相場が弱くなっていることを感じています。
明日の5月30日の相場はさらに売られると予想しております。