高齢者の定義を70歳にしようという提言がありましたが、

全くの暴論だと思っています。

株仙人は男性の死亡率から、そう思っております。

 

生存率と死亡率を年代別にまとめると、

60歳:生存率:92.6%、死亡率:7.4%

65歳:生存率:88.8%、死亡率11.2%

70歳:生存率:82.9%、死亡率17.1%

80歳:生存率:62.6%、死亡率37.4%となります。

 

すなわち65歳までで10人に1人は死にますし、

70歳になれば、ざっくりと10人に2人近くは死にます。

人の寿命はわかりません。

だから70歳から年金を支払うなんて話はもってのほかです。

15年で元が取れると言っても統計的には85歳ならほとんど死んでいるのが現実です。

 

だから今の年よりは若く見えるというのは寿命とは関係ありません。

単にそう見えるだけで、中身はやはり高齢者の体です。

 

私は現在、63歳ですのでなんとか10人中9人の中には入れそうです。

ただし、80歳まで生きることは結構な難関となります。

今の高齢者は若いから働いた方が健康のために良いという提言は、

詭弁です。

私は死ぬまで働く社会が幸せだとは思えません。

政府はそうならないように努力すべきであり、今の政権は日本をダメにしています。