自民党は、所得に応じて徴収される医療や介護の保険料の算定に、

株式配当などの金融所得を反映する仕組みの徹底に向けた議論を始めた。

現在は確定申告をした人のみ保険料に反映され、不公平との指摘があった。

見直しによって未申告だった人の保険料が増える可能性がある。

 

私は自民党というか、官僚の発想がお粗末すぎると思う。

まず金融所得を反映するなら株式だけでなく、銀行の金利も含めなければ矛盾するし、

算定の事務は膨大なものとなり、複雑化する。

その経費を考えると、単純に金融所得税率を上げた方が良いのであるが、

そうなると世間が騒ぐので、こうした小手先の案が出てきたのだと思う。

医療や介護の費用が足りないのではなく、使い方が間違っていると思う。

無駄な検査や薬代を減らすべきではないのか。

延命治療の費用など必要ないと思う。

税金を増やすのではなく、かかっている費用の削減に知恵を使うべきであり、

その議論がされていないからいつもおかしなことになるのである。

医療費の軽減化とかではなく、年寄りからも医療費はとるべきであるし、

私はかかった費用は自己負担することが本筋だと思っている。

 

ようやく国民の意識が資産を投資で増やす方向に向かってきているのに、

本当に残念である。

国民が豊かになるためには、投資環境をよくすることが大切であり、

まだまだ完了は理解不足であり、近視眼的に税金を増やすことしか考えておらず、情けない限りである。