老後の生活に不安のある老人は、
現役時代にお金に無頓着な人が多いと思います。
やはりお金に対する考えが甘すぎます。
少ない収入なら、副業したり、投資をしたりする必要があるし、
現役時代から浪費を避けなければいけません。
まずは収入に合わせた生活をしなければいけません。
例えば収入が少ないのに、無理をして住宅ローンを組む人が多すぎます。
住宅ローンを60歳以上の支払いで組むこと自体、狂気の沙汰です。
それで生活が苦しいという前に、住宅を買ったことに無理があると気づくべきです。
私の親は中小企業のサラリーマンでしたが、
堅実な暮らしをしていました。
決して裕福な家庭ではなかったけれど、子供に不自由な思いをさせませんでした。
結局は心のもちようだと思います。
だから、国民年金しか払っていないとか、国民年金すら払っていない人に対して
全く同情する気持ちはありません。
投資に対しての考えです。
リスクを取るから、収益が生まれるわけで、
投資をしないこと自体が愚かだと思っています。
もちろん給与だけで豊かな老後が送れるなら、リスクを取る必要は有りません。
ただし、安心して老後を暮らすためには、給与だけでは難しいと思います。
そのあたりの覚悟がないから、最終的にお金の心配をすることになります。
そもそも年金だけで安心して暮らせないことは自明の理ですし、
お金に関しては現役時代に自分のできることを頭で考え、行動することです。
マネ―リテラシーがきちんとしていれば、投資詐欺とか甘い話に引っ掛かることもありません。
楽をして儲ける話などあり得ません。
自分と家族の生活ぐらいは自責の精神で乗り切りたいものです。