タイで友人達とかにを食べに行ったことがある。

かにはタイワンガザ三であり、タイの食材としては高級食材である。

パタヤの隣町のジョムテイエンのレストランに友人の車で4人で向かった。

海の見えるレストランで、4人でかにを結構の数食べ、

伝票が回ってきた。

其のころのタイはバーツも安く、高級店でもそれほど会計も高くないだろうと

たかをくくっていたのであるが、伝票は日本円で6万円を超えていた。

さすがにこれは高すぎると思ったが、

値段を調べないで注文していたこちらが悪いので払おうとした。

すると友人が伝票チェックを始め、店員を呼んだ。

どうやら隣のテーブルの団体客の伝票をこちらに回したらしいのだ。

結局、料金は想定ぐらいの12000円であった。

 

日本では会計ミスはほとんどないが、

その後もタイでは何度か同じような会計ミスがあった。

ホテルで他人が食べた食事代を請求されたことも有り、

サインがスミスになっていたので、サインのチェックぐらいしろと怒鳴ったことも有る。

それでもマイペンライで許されてしまうのがタイの文化であり、

人前で怒ってはいけないのである。

恨まれて、殺されてしまうことさえあるのである。

 

日本はミスのない国で、それが常識であるのだが、

海外はタイに限らず、ヨーロッパだろうと大雑把である。

私はミスがあると、なかなかマイペンライになれないのであるが、

人間関係はマイペンライくらいが丁度良いのかもしれない。