2020年5月23日に22歳の若さで女子プロレスラーの木村花さんが急逝しました。

原因としては、SNSで受けた誹謗中傷が理由で自ら命を絶ったと考えられています。

インターネットで誹謗中傷があった場合は、現行の法律でも犯罪が成立しますが、

裁判の手間と時間がかかります。

これが、誹謗中傷を行う輩を増長させるのです。

 

この問題を受けて、2022年6月に改正刑法が成立し、誹謗中傷が厳罰化となりました。

侮辱罪の厳罰化により、

「1年以下の懲役もしくは禁錮もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料」と

法定刑が引き上げされました。

 

 

いまだにSNSでは多くの誹謗中傷を見かけますが、懲役のリスクを考えていないのでしょうか。

やはり多くの訴訟が起こらない限り、こうした輩は減らないように思います。

言葉の暴力は体の暴力と同じくらい人を傷つけます。

だからSNSの発信者は誹謗中傷を受けたら、徹底的に戦うべきと思っております。