人の心の痛みが分かる人は、多かれ少なかれ自分も辛い経験をしています。
同じ悩みでなくても、自身が傷つき、悩み苦しんだ経験を持っているのです。
それは学生時代の勉強であったり、スポーツであったり、
社会人であるなら仕事で、挫折をして、乗り越えてきています。
またそうした人は人に自分の悩みや苦しみは理解できなと分かっているので、
他人に自分がどれだけ苦労して頑張ったかなど伝えることはしません。
ただ困っている人に優しく手助けしたいと思うだけです。
私自身の人生を振り返っても、幼少期は勉強嫌いだったので
成績が悪かったことを覚えています。
中学時代に野球部部でけがをしてから、勉強に努め、
成績を上げることができましたが、最初は苦労の連続でした。
社会人になってからも、就職先に恵まれず、
3回転職し、28歳になってからようやく落ち着いて仕事に取り組みました。
お金に関しても、50代で株式投資に目覚めるまではそれほど資産はなく、
株式投資に取り組んでも最初は失敗の連続でした。
私は人の心の痛みを知るには、自分自身が失敗して、
心の痛みの経験が必要ではないかと思っています。
失敗の経験をしたことで、失敗した人の気持ちがわかるようになり、
人の心に寄り添うことができるようになります。
さて、挫折をしていない人ほど怖いものは有りません。
静岡県の川勝知事であったり、北海道の長谷川議員、
政治家の方々はどうも人の心の痛みがわからないようです。
高い学歴、立派な職業、そこにどんな価値があるのでしょうか。
彼らはいつのまにかエリート意識が純粋培養されてしまい、
自分が一番、他人は従えばよいという勘違いをしています。
思いあがった政治家には、幸福を自分本位で考えるのではなく、
日本国であったり、国民が幸福になる考えを持ってほしいと思っております。