新NISAが始まっても投資をしない人に高齢者が多いのは、

年を取っているので、いまさら投資をしてもしょうがないという意識が強いからです。

投資の経験が浅く、過去に損をしている人ほどその傾向が強いです。

 

2024年4月からも原材料価格や物流費の高騰を受け、食品やサービス、電気・ガスなど

幅広い分野で値上げの動きが広がっています。

インフレの怖さは、一旦値上がりした商品の価格がほとんどそのまま移行することです。

更に2024年問題で物流費が上がるので、インフレは間違いなく加速します。

 

私は63歳ですが、運用期間は20年から30年あると仮定しています。

その間は、新NISAを活用してオルカンを保有しますし、

特定株で個別株の取引を行います。

投資信託と株の取引を併用することで、

資産を増やし、収益は心置きなく使うつもりでいます。

おそらくその間に物価は相当上がると予想しています。

その根拠は、日本の物価が世界標準で低すぎることの是正が行われるからです。

早くもラーメン1杯2000円以上の店が出現していますが、

これすら海外では当然の事として受け入れられています。

今は2000円以上のラーメンを日本人は食べませんが、

10年後にはそれが当然という時代になっているかもしれません。

 

インフレの怖さをなめてはいけません。

高齢者の収入の大半は年金です。

年金は増えないと仮定し、インフレ対策としては資産運用が必然と私は考えています。

投資が怖ければ、投資の勉強をして怖さを無くせば良いだけのことです。

勉強をすれば、投資が怖くなくなることもまた必然だと思っています。