日本では高年齢者雇用安定法の改正(通称「70歳就業確保法」)を行って、
2021年に70歳までの就業機会確保が大企業の努力義務となりました。
こうして70歳まで働く時代が20年後にやってくると仮定します。
そうなると、65歳定年になり、70歳まで再雇用で働く時代となります。
そして同時に、厚生年金の受給額も減額してくるので、
厚生年金だけでは老後の生活がやっていけない時代到来となるでしょう。
20年後には70歳まで働くどころか、死ぬまで働くことが当たり前の時代になるかもしれません。
それでは、これから老後対策としてどうすべきなのか。
私の考えは、死ぬまで働くことは不可能だと思っています。
年を取れば、頭や体が自由に動かなくなるからです。
だから、今やるべきことはマネ―リテラシーを身につける勉強をすることです。
そしてリスクを取ることに慣れることです。
普通に考えれば将来の予測は簡単なので、
これからの若い人は政府に文句を言うのではなく、自助努力すべきなのです。