平均寿命まで生きる人は約半数で、健康寿命を境に多くの人が亡くなります。

もっと端的に言うと、男性は約4分の1が75歳までに亡くなり、

平均寿命の81・05歳には半数が亡くなります。

女性も85歳までに約3分の1が亡くなり、

平均寿命の87・09歳までに半数が亡くなります。

 

 

統計上では、男性は75歳から81歳で私は死亡すると仮定しています。

私は今年の3月で63歳になるので、

残りの人生は12年から18年となります。

逆に女性は85歳から87歳まで生きると仮定しています。

私の妻は62歳なので、

残りの人生は23年から25年となります。

この差を計算すると私が死亡してから最短でも6年、最長では一人で12年生きることになります。

妻が独りになった時の年金は額面で15万円ほどなので、手取りでは13万円位しかありません。

独り暮らしで普通に暮らしても月に20万円はかかると想定すると、

差額の7万円X12年x12=1008万円は最低でも残しておく必要があります。

 

老後の生活を考える際には、夫婦二人の方が生活費が楽で、

女性一人が生き残った時の費用の方が大変ですので、

幾ら残しておけば安心か試算しておくことが必要です。