マスコミは老後の生活の不安感を煽りであると思う。

たしかに現在の日本は65歳以上が3分の1もいる超高齢化社会である。

2065年には高齢化率は38.4%に達し、国民の2.6人に1人が高齢者という

時代がやってくることが予想されている。

ただし、おそらく私は2065年にはこの世にいないと思う。(笑)

 

実際のところ、調査によれば7割の高齢者層はそれほど危機感を抱いていないのである。

それにもかかわらず3割の低収入層を取り上げ、

年金が足りないとか、

生活保護と比較して、国民年金は損であるとか、

あげくのはてに税金や社会保険料を取り過ぎであるといった不平不満ばかりをフォーカスしている。

 

私に言わせれば、国の責任よりも、個人の責任の方が重いと思う。

自助努力をどこまでしてきたのか?と問いたいのである。

自助努力をして来なかった高齢者の生活費を今の若者たちに背負わせることの方が問題である。

社会にいる以上、最低限の税金を払う必要はあるし、

介護費用も高いけれど、制度維持には必要である。

世の中、自分勝手な人が多すぎると思う。

節制して、自助努力して、それでも難しい場合は国のセーフティネットに頼ればよい。

日本は他国に比べて、いまのところ社会保障はしっかりしているのである。

まずは死ぬまで、自助努力である。

私を含めて、今の高齢者は自分の事だけでなく、

若者の生活に大きな負担をかけないよう生きてゆく必要があると思っている。