私の父は92歳ですが、いまのところ頭も体も健康です。
父とはよく話をするのですが、
最近、「普通に生きることの大切さ」について話をしました。
現代社会では、普通に生きることさえ難しくなっています。
受験勉強して、大学に行き、
就職して結婚して、子供を育てるという生き方すらなかなかの難しさです。
それでも普通に生きることを全うしたほうが幸せになれるように思います。
例えば経済的事情で、結婚しない若者が増えている傾向がありますが、
私は独りで働くよりも二人で働いた方が生活は楽になると考えています。
考え方とやり方次第で何とかなります。
普通という概念は、若い頃は画一的で嫌いでした。
しかしながらそれは勘違いで、普通という概念は時代とともに変化しています。
そのなかで、自分の中にある普通を全うすることは難しいのです。
例えばサラリーマンの収入だけでは、将来の老後資金を貯めることは難しいです。
ただ私の普通の概念では、老後は働くのではなく、安寧にすごすものです。
だから現役時代に個別株投資を続け、資産形成に励みました。
すべては自分の持つ普通の暮らしを成し遂げるためです。
世間では年金が少ないから老後が不安であるという声が多いですが、
それがわかっているなら、老後が不安にならないよう何かをすべきです。
文句を言っていても始まりません。
私は毎日、読書したり、資料を見たりしていますが、
それも生きるために必要だと思っているから行っています。
普通に生きるためには、継続的な勉強が必要と信じています。