インド政府は1月5日「今年度の実質経済成長率は7.3%になる」との予測を示した。

経済成長率は主要国の中で最も高い水準になる見込みだ。

 

ただしインド株を今の時点で買おうとは思わない。

主な理由は過熱気味であることと

為替リスクが不安定だからである。

ルピー円では過去に1ルピーが3円だったことも有るのだが、

現在は1.78円である。

インド株の株価が好調であったとしても、

為替でトントンという状態となってきたのがインド株投資の難しさである。

 

これは過去に中国株の時もそうだったのであるが、

新興株をやるなら為替の読みが必要になる。

私はインド関連のゼロクーポン債(10年債ルピー建て)を300万円保有しているが、

これは10年後にルピーの価値が上がると予想したからであり、

仮に同じ為替レートであっても600万円にはなる。

10年間は解約することはできないのであるが、

10年後という長期期間だからこそインドルピーが強含みになっている可能性が高いのである。

短期ではインドの為替の方向性は見えないので、

今はインド株に関しては様子見をすることにしている。