世間では老後の不安を煽る情報が多いですが、

実際のところは68.5%の人は普通に暮らしています。

これはほとんどの人が真面目に働いて、年金を受給しているからです。

だから惑わされる必要はありません。

ましてや高齢者になると、それほどお金は使いません。

金のかかる趣味や飲酒等のお金を制限すればよいだけでよく、

通常は現役時代とは異なるライフスタイルになります。

 

逆に年金を支払えず、年金がない人には生活保護制度があります。

日本の生活保護制度は手厚いので、最悪の状態になった時は

制度を利用することがセーフティネットになります。

もちろん不正受給問題があり、年間3万件以上、金額にして100億円以上という

不正がありますが、これは行政の方で肩をつけていただけばよいと思います。

本当に困った人が正当に生活保護制度を利用することに関しては、賛成です。

 

約7割の人が普通に暮らし、3割の人が不安に暮らしてはいますが、

生活保護制度が安全弁となっているのが現在の日本です。

真面目に働いて堅実に暮らしていけば、問題ないと言えそうです。

年金制度を批判する声もいいですが、

私は年金制度があるからこそ安心して老後に暮らせると思っています。

仮に金額が足らなければ働いたり、投資したりして収入を得ればよいだけのことで、

年金だけで楽して暮らそうという考えがそもそも間違っています。

制度の設計上、年金はあくまで生きるための最低保障と考えるべきです。