前回のブログに続き、Steinberg社製の楽譜作成ソフトDorico Element5を使った演奏を紹介します。チャイコフスキー(Peter Ilyich Tchaikovsky、1840 – 1893)が作曲した『白鳥の湖(Swan Lake No.10)』を演奏してみました。

 

楽譜はMusescoreから入手しました。MIDIファイルをDorico5にインポートし、装飾音符などの多少の手直をしました。フルートのパートをクロマチックハーモニカに置き換えて演奏しています。開始約48秒後からの演奏になります。オーケストラとの調和を第一にアレンジしているので、ハーモニカの音色を識別するのは難しいかもしれません。

 

素人でも簡単にリアルなオーケストラの演奏を演出できるのですから驚きです。どのような複雑で高速な演奏でも楽譜通りに正確無比に演奏するのが現在の技術ですから、これに最近はやりのAIが応用されるとおそろしいですね。プロの演奏家もウカウカしておれないのではないでしょうか。改めて人間とは何かが問い直される時代になっていると思います。

 

前置きが長くなりました。よかったらお聴きください。

 

 

 

 

 

〇 曲について(出典:ウィキペディア)

『白鳥の湖』(はくちょうのみずうみ、 露: Лебединое озеро, 仏: Le Lac des cygnes, 英: Swan Lake)は、ピョートル・チャイコフスキーが作曲したバレエ音楽(作品20)、およびそれを用いたバレエ作品である。

本作は、チャイコフスキーが初めて発表したバレエ音楽である。1877年にモスクワのボリショイ劇場で初演された際はあまり評価が得られなかったが、チャイコフスキーの没後、振付家のマリウス・プティパとレフ・イワノフが大幅な改訂を行い、1895年にサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で蘇演した。現在上演されている『白鳥の湖』のほとんどは、プティパ=イワノフ版を元としている。

本作は、ドイツを舞台に、悪魔の呪いで白鳥に姿を変えられた王女オデットと、王子ジークフリートとの悲恋を描いた物語である。クラシック・バレエを代表する作品の一つであり、同じくチャイコフスキーが作曲した『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』と共に「3大バレエ」とも呼ばれている。