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おや？塾してみました⑬のつづきです
地元の公立小学校でごくごく標準的な生活をおくっていた息子（ももたん）が、小学5年生になり、中学受験をしたいと言いだしましたが、すぐには入塾は叶いませんでしたので、平日は約1時間・土日は約2～3時間ほど、親子で勉強を頑張りました
冬になる頃、2つの塾の模試を受けました。
一つ目は今まで受けてなかった塾
二つ目は以前に入塾テストを兼ねて受けた塾での模試です。
前回はその塾からの連絡はありませんでしたが、今回はテスト返却の連絡があり、ももたんと二人で結果＆指導を聞きに行きました
そして、結果を見てビックリ！！
なんと！！
国語が上位100番以内に入っていたのです！！
上位者の名前が入っている緑色の冊子を頂戴しました
今となっては、私の宝物です
へ・偏差値が65もあるぅううぅ
平日に国語の勉強をしましたが、実は算数に時間がかかってしまい、国語は線引き学習を少しした程度です
時間がある時には、小手先のテクニックも少しは伝えたつもりですが、それほど役に立っていたかどうかは疑問です。
例えば・・・
4択で、言い過ぎているモノは外すとか、一般論では正しくても、文章になければ外すとか・・・
どこにでもある、巷の参考書などに書かれているテクニックです
結局、私の努力（算数）はあまりももたんのお役には立てず
まあ、そんなもんですな、親とは
ただ、算数は恐ろしく悪い出来でして・・・
そして、塾の先生からあるご指導を頂戴しました。
その後指導とは
特に算数においてなのですが・・・
みんなが解けている問題を間違えており、正答率の低い問題が解けていることがある、ここが一番の問題だと
この、試験においてもっとも重要なことなのですが、その基本となることが抜けていました
簡単な問題、つまりみんなが解ける問題を落としてはいけないということです！！
偏差値を上げるためには、他の人より1点でも多くとらなければなりません。
なので、より難しい問題が解けるようになることが必要となってきます。
ですが、それ以前に、みんなが解けるところで点を落としていたら、結果的に難問が解けても得点アップにつながらないという事実です
至極まっとうな、素晴らしいご指導でしたが・・・
ももたんの心には刺さらなかったようです（当時は）
高校入試の頃には、この重要さが十分に理解でき、偏差値ｕｐにかなり役立つこととなりました。
そして、今では、このみんなが解ける問題しか解こうとしなくなりました
みんなが解ける問題が解けたら、赤点は免れるからね
ご指導を受けてやる気が出たのではなく、ももたんの塾に対する憧れの気持ちがすぼんでしまったようです
塾に行けば勉強が楽しくなるって先輩から聞いたけど、小学校と変わらないやん
と言われてしまいました
本当の理由は分かりませんが
ももたんからすると、人生で初めての 素晴らしい点（100番以内に入ったこと）をとれた国語を褒めてくれるのではなく、できなかった算数の問題点を指摘されたことが悲しかったのかもしれません【勝手な親の推察です】
現実は、高得点のものの伸びしろより、できない分野の方が得点の伸びしろが大きいのです。
ついつい、そこに目が行きがちで、そのことを教えてあげたくなるものです。
90点を100点にするより、30点を60点にする方が簡単で、合計点を伸ばしやすいですよね
生きていく上では、得意分野を伸ばすことも大切ですよね
この事実をきちんと捉えることが得点アップに必要であり、塾の先生は大切な指導をしてくれたのです。
でも、私はそのことをきちんとももたんに伝えてあげることができなかったな～と反省しております（もう遅いよ！）
国語はその後の模試では・・・
ご想像通りの結果です
たまたまのミラクルでした
ま、人生そんなもんですな
私自身も、たまたまテストとの相性が良く、ミラクルが起きたことがあります。
続くことが実力であり、大切なんですよね
とりあえず、憧れの先輩の通う塾はももたんによって却下となりました
因みに、このすばらしいご指導！！
当時の私も、まだきちんと理解しておりませんでした！！
当時は、ああ、見直しをきちんとするだよね～
と思っていました
気づいたのは、ももたんが中学生になってからです
親もそんなもん
ももたんのこと、何も言えんわ～
最後までお読みくださり、ありがとうございました