ブログにお立ち寄り頂きありがとうございます
今回はタンパクつながり・・・
ということで、食はあまり関係ないです、ごめんなさい。
タンパク質が不足していないかな??
と血液検査結果をみるたびに、自分が自己免疫体質だな・アレルギー体質だな・・・と痛感させられる指標があります。
それが、AG比です。
人間ドックや血液検査でこっそりと載っている指標なのですが、AG比って何?という方のために。
AG比の
Aとは アルブミン
Gとは グロブリン を指します。
アルブミンとグロブリンを足した値が血液検査で示される総蛋白の数値とほぼ同じです。
(血液中の総蛋白=アルブミン+グロブリン)
アルブミンは肝臓で作られる100種類以上のタンパク質の総称です。
アルブミンは
①体の各部位に必要なモノ(ホルモンやミネラル等)と結合して運搬する係
②体内の水分保持
として役立っています。
グロブリンは肝臓や骨髄で作られ
α・β・γ の3種類で
αとβは ビタミン・ホルモン・銅などと結合して、運搬係を務めます。
γ(ガンマ)はみなさんお馴染みの
免疫グロブリン(Ig) と呼ばれる免疫担当です。
Ig(IG)にはA・D・E・G・Mの5種があり、このブログをお読みになられる方の中ではIgA腎症でのIgAが有名ですよね。
免疫担当なので、細菌やウイルス達と戦ってくれる、体のお巡りさんです、この方たちがいないと私は生きていけません。
ちなみに、IgG抗体のみが胎盤を通過できるので、新生児が病気にならずに済むのは母親からIgG抗体をもらっているからです。(母の日はお母さまに感謝しましょう)
花粉症の時に暴れるのはIgE抗体です。
もともとは寄生虫に対しての抗体だったはずが、衛生状態が良くなり、私の場合は花粉やダニなどに対して超活躍してくれ、結果、抗ヒスタミン薬が必要になります
血液検査で総蛋白とアルブミンの数値が出ていればAG比は計算できます。
総蛋白-アルブミン=グロブリン
AG比=アルブミン÷グロブリン
諸説ありますが、健康な人はアルブミンが67% グロブリンが33%と言われています。
従ってAG比は67÷33=2.0 が理想値になります。
また、AG比の基準値は 1.3~2.3 です。
比率なので、アルブミンが多いかグロブリンが多いか、またまたその逆かで数値は変わります。
よって、AG比が高くなる原因に免疫不全疾患や加齢(高齢になると免疫が落ちると言われますよね・・・)があります。
低くなる原因はアルブミンが作られなくなる肝臓病やアルブミンが漏れ出すネフローゼ症候群(蛋白尿)とグロブリン過剰(感染症や自己免疫疾患・多発性骨髄腫など)があります。
さてさて私のAG比は・・・
一番古いデータで2010年6月と10月:1.5と1.7
この頃はまだクレアチニン値も正常で、この時は尿潜血は引っかかっていませんでした。
そうして、2015年以降はどんどん下がって、上下するものの1.4は良い方で基本的には1.3でウロウロ
先生はこの数値に関して説明してくれたことがありません(肝臓病が疑われる時は説明があると思いますよ!!)
が
私は免疫過剰なんだな~と自分の腎機能が低下した原因の一つとしてとらえています。
免疫さんは体のお巡りさん!
悪い奴をやっつけてくれるので、本当はとっても良い奴なんですよ!!
実際、子供や夫がインフルに罹っても、何故だか私だけいつも元気という
ただ、私の人相が悪いのでしょうか・・・
私自身もやっつけられるぅう
私はIgAが基準値の真ん中よりやや上ですが、IgGは結構上限に近く、乳腺炎や子宮内膜症など炎症部位が線維化をしやすい体質なので、IgG腎炎に近いのかな~と思ったりする時もあります。SLE(母の病気)のループス腎炎もIgGが関与してると言われてますし・・・
そして、アレルギーを表すIgEは
“こんなに凄い数値の人、久々に見たわ”
と手術前検査の時に耳鼻科医に言われてしまいました
要はこの免疫さんの暴走を食い止めろ!!
なので、
まずは扁摘をしました。(注意:どの腎臓内科医からもおススメされていません。私が勝手に耳鼻科医と相談して慢性扁桃炎の疑いありのためしましたし、結果的には手術すべき、炎症・癒着が酷い状態でした)
そして、これからの課題は免疫暴走をいかにして和らげるか、正常に戻せるかの検討だと思っています。
免疫改善というと・・・
簡単なのは、笑うことかな?
という訳で、子供とバラエティー番組を見て、あほみたいに笑ってます
笑う門には福来る
って言うもんね
笑うと、①NK細胞活性化による抗ガン作用 ②自己免疫疾患などの免疫バランスを正常化する という文献報告があります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます