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2015年の続きになります。
フルタイムパートを辞めたあとは少し時間に余裕がもてるようになり、家事&育児の合間に腎臓病関連の本を読んだり、ネット検索しました。
そして、ますます自分はIgA腎症だと勝手に確信を持つようになり、0.62のクレアチニン値が0.81まで半年ちょっとで一気にあがったのであれば、もし同じペースで進行するならば、あとどれくらいの期間腎臓がもつのだろかと計算し、目の前が真っ暗になりました。
一方で 【これまでのこと 2015②】で書いたように、自分でも気づけるほどの体調の変化がみられたので、自然緩解するのではないかと期待もしていました。
そうして、婦人科受診の血液検査(年に1回、副作用の確認のため実施)でやはりクレアチニン値が0.8を超えていたため、腎臓内科の受診をすすめられました。
今回は婦人科と同じB病院です。
【妊娠中に一度診てもらい、クレアチニン値:0.5、変形赤血球なしのため腎炎ではないと診断してくれた病院です】
結果は
CRE:0.84
尿比重1.010
蛋白:陰性
潜血:2+
赤血球:1-4/HPF
PC比:0.07
赤血球情報:変形赤血球
IGA、IGG,IGM:正常値
医師Aの診断では特にたんぱくが出ていないので全く問題なしですと、さらっと検査値表を渡してくれました。
でも、今回の私は疑心暗鬼でいっぱいです。
いつもは、はいそうですか・・・と診察室を出るのですが、思わず聞いてしまいました、変形赤血球なので腎臓由来ではないでしょうか?大丈夫でしょうかと。
そうしたら、瞬時に医師Aがイラっとした表情に
診断結果に口をつっこんじゃったのが悪かったと思います。
『腎生検する値じゃないんですよ!だから治療の必要はありません!!』と。
ネットでは、尿潜血だけの初期でも、確定して治療をすすめておられる方もいたので、遅れれば遅れるほど治らないんじゃないかという不安もあり、ではクレアチニン値が2年程で062→0.84となったのはどういう訳なのでしょうか?と尋ねました。
医師Aはほんの少しフリーズしたように見えました。
その答えは
『加齢ですね』
今度はこっち(私)がフリーズしました
な、なんですと!!加齢とは
40歳女性、加齢にてeGFR60.1
酒もたばこもやりません(ついでに博打も)
甘いものは好きですが、糖尿病ではありません(HbA1C:5.2)
総コレステロール:172(あ、でもLDLは基準値内だけど少し高めね)
血圧は100前後でどちらかっていったら、低血圧。
週に1度はテニスで体動かしてます、下手だけど・・・
加齢でそんなに数値が上がるんじゃ、年金もらう頃には、み~んな腎臓病じゃないですか
とはいえ、こちらは扶養範囲内に戻った身。
健康診断を受けられない立場にもどったので、何とか1年に1度は腎臓内科を受診したく、1年後の再検査をお願いできないか頼んでみました。
医師Aはかなりイライラした様子で、『ま~年1回くらいはいいんじゃないですか~』と返答してくれて、私はひとまず受診ができる安心から診察室を後にできました。
でも、加齢は受け入れられません
例えそれが真実であったとしてもです
その当時私は
①尿蛋白陰性での治療は保険適応上ひっかかりやすいから
②当時の診療ガイドラインの数値に従った診断
③医局の治療方針に従っただけ(B病院は大学付属病院ではありませんが、出身医局の治療方針に影響されることは確かです)
上記3つのどれかを疑い、
④尿蛋白が陰性なら腎機能はほとんど低下しないと確信しているので、クレアチニン値は高くなっても問題なしとの判断
⑤自然寛解にむかっている所見
④と⑤の考えは頭からイライラから吹っ飛んでしまっていました。
特に④は、今までほぼ尿蛋白は陰性なので、④の理屈に私の腎機能の数値に限っては一致しないと当時は判断しました。
後になって冷静に考えると、18歳の時に尿潜血+で引っかかった時からずっと慢性腎炎で(尿潜血陰性の時でも)、加齢とともに腎機能が健康な人よりも低下していることを意味した発言だったのかもしれませんし、考えたくはないのですが、”治らないのですよ・・・”を遠回しに表現したのではないかと怪しんだり。
みなさんは、『加齢ですね』はどういう意味だったと思われますか?答えがあるのであれば、教えて欲しいです。
コメントよろしくです
最後までお読み頂きありがとうございました