山村俊雄のブログ -5ページ目

歳をとって、少し軽くなって

昨日から突如思い立ち、身辺の資料等を整理している。

案外自分の写真は少ない。本人自身で撮ることはほとんどと言っていいほどないから当然ではあるのだが、飛び飛びに自分の写真が出てくると今浦島太郎状態になり、付随してアレコレ記憶の引き出しから湧き上がる微妙な感情にチクチク痺れる。

 

今では、コンピューターのボックスに写真データーがあり主に2012年以降ではあるのだが写真の4割近くは我が家の猫達の写真であり、他には作品の写真が3割程残りは日々の景色など。

思えば此の数年は家にいる事が多く必然的に猫達と暮らす時間が多いので当たり前と言えば当たり前の事なのだが。

たまにそんな出不精な僕にも声掛けてくれる人がいて

すると、忘れられていなかったんだ、こんな僕にも声掛けてくれて感謝。

そして、これからアトリエと母屋の整理。

2018.11.11 描く事などー立ち上がる瞬間

11月1日より、以前よりの懸案であった作業に着手する。

来年の末ごろ目指して第1期の作業の結果が公表出来れば幸いである。構成等は比較的早い時期より出来てはいたのだが、

いかんせ、思うように手が動かぬ日々が長く、鉛筆でのドローイングとは違い毛筆を使用しての力の加減が慣れなく

悪戦苦闘の日々でありまするが、なんとかモノに出来ればと思っております。

単純に紙面よりざわざわと何かが立ち上がる瞬間はやはり気持ち良いものです。

 

60過ぎの手習い。

昨年、還暦を迎えここまで生きてこられた事に感謝です。

一つ、憑き物が落ちたかのように何やら、楽に成った様な心持ち。序でに色々な事にもワクワク興味が湧き上がり、あれやこれやと思いめぐらす日々を過ごしております。

 

ここらで、油絵も描いてみたいし、立体も制作したいし、映像も興味満々。おカネが無いことはもう仕方ないので、創意工夫を凝らしつつこれからものんびりドキドキ残りの人生生きていきたいと思っています。

 

そのうちに我が家の猫達の個展でもしたいなぁー近頃思う事。

 

近頃は、絵を描くことが少しばかり好きになってきた。紙と鉛筆時にはペンや筆などから繰り出される世界に単純に嬉しい。

まんざら僕も捨てたものではないなっと、一人悦に浸る日々です。

我が家の同居にゃん達の寝顔を眺めて描いていると、嫌なことが薄れていく。

 

そのうちに我が家の猫達の個展でもしたいなぁ。

 

営み

3月一ヶ月間にわたる富山での個展も終わり、5月初旬に行われるステージの舞台美術について考察。

並行して、ドローイング展に向け作業開始。長年の懸案である作品にも着手。此処にきて、新たな手法にて実験制作したい作品群。

生活はままならぬ状況なれど、生きている寸法で制作持続できれば良いと思う今日この頃。

ささやかな営みの日々。

 

春風と悲しい知らせ

富山における約一ヶ月の個展も終わり、溜まった洗濯物、布団を日に干して、体に残った酒毒を排出して、一度リセット。

知人より先ほど電話があり、しばし悲しい知らせに、この世の残酷さを呪う。

 

春、4月強風に煽られ、おぼつかぬ足取り。

憧憬。

昨年、還暦を迎えこの世に生を受けて60年。

幾多の想い、綴れ織りに重なって堆積するのではなく折りたたまれた60年あまり。

 

例えば三歳の頃の自分と今が接点界を広げていく。縦横無尽な無礼講。

ならば、彼方此方に飛び跳ねて、幾重にも折り重なった時間を無垢に渡り歩きたい今日この頃。

 

「春三月縊り残され花に舞う」ー大杉栄

3月富山県初個展。知人のお寺にて展覧会。ギャラリー等とは違い空間自体が既に意志を持った空間として存在している場所において何を制作、提示するのか。

季節や空気に寄り添う展示となれば良いかなっと思っております。流動性を持つた作品群と沈黙の佇まい。まだまだ続く己の業深き、所作の為せる結果としての作品と銘打たれしモノ達。

「春三月縊り残され花に舞う」ー大杉栄

さて、花に舞うのか、一人歯ぎしりする修羅となるのか、3月は既に近し。
 

キックする仕事

昨年久しぶりに、舞台美術制作させていただきました。と言っても自分が現在行っています一連の作品延長上の提案、制作となったのですがホワイトキューブの空間展示と違ってなかなかに面白くも感慨深い仕事となりました。

今年も何かしら心キックする仕事に出会えればと思っています。

風に吹かれて

地に足が着かない生き方早40年近く。
ふわふわと漂い、あっちにフラフラ、こっちにフラフラ。
でもね考えてみたら、時間は滔々と過ぎ去り、地球は自転と公転繰り返しひと時として止まる事無く、僕などが確固とした意志を持っても止める事など出来る筈も無く身の丈に合った速度と季節の風に吹かれて漂うやっぱり地に足がつかない。
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