終わり無き制作 | 山村俊雄のブログ

終わり無き制作

一連のデカルコマニー制作は自分にとってはフォルムの探求。同じ像は二度と現われず毎度予測を裏切る。絵の具の粘度であったり、紙質だったり力の加減絵具の分量などにより紙を開くまでは全く解らない。それでも、枚数を重ねていると大方の予測はつくようなものだが、矢張り裏切られる。この作業は多分死ぬまで断続的に行われると思われる。

 

僕にとってのスケッチ。速記。其の時々の自分や取り巻く環境が二つ折りの紙の中から立ち現れる。