今日は母の命日だった。

29年前、46歳の若さで逝ってしまった母。


あの日も今日のように、急に真夏日になった

暑い日だった。


叔母(母の2番目の妹)と現地で待ち合わせて、

その後、ランチに。


母は、当時まだ中学生だった妹が

ピアニストになったことも、私がJALの

客室常務員になったことも、知らない。


もちろん、二人とも結婚して子供が

いることも。。


でも、きっとどこかで見てくれているような

気がする。


29年たっていても、あの日のことは

はっきり覚えている。

映像がフラッシュのようによみがえり

目の奥が熱くなる。


29年なんてあっという間だったけれど、

すぐに、あのときの自分に戻ってしまう。

もっと、ああすればよかった。など、、

悔やまれることが多くて。

今なら、もっと、いろいろと調べて

いい病院や先生も選べただろうに。

本当に残念でならない。


もし、今生きていたら、どうだったのだろう。

叔母は来月アメリカに旅行にいくのだという。

きっと、母は妹と一緒に娘や孫に会いにいっているに

違いない。