父の代から大変お世話になった、Tさんの一周忌だった。

主人も仕事で関わったこともあり、夫婦でお参りに伺った。
浅草のお寺で行われた一周忌は、約150名くらいの方がいらしていた。

去年の今頃、突然60歳の若さで逝ってしまった。

奥様が、今日は元気で晴れやかな気持ちなの。
とおっしゃっていたが、それを聞いて涙がでてきた。

お経やその後のお話がすばらしく、他力本願、、の意味を
初めて知った。

法要のあとはお台場の日航ホテルで食事会もあったようだが、
そこは失礼して、主人の実家に行った。

母が昨日、手にできた腫瘍を手術したからだ。
幸い良性で取ってしまえば大丈夫とのことで
安心した。

戻ったらもう真っ暗。

一日があっという間に過ぎてゆく。


T氏の一周忌のお返し?に空也のもなかとDVDが入っていた。


アナウンサーのナレーションとともに、T氏の写真が次々と

スライドショーになっている。音楽もとてもセンスがよくできていた。


彼の入社時からの写真の中に、父の写真と名前を見つけた。

一瞬だったけれど、父はとてもハンサムで画面の中で笑っていた。


父が亡くなって、あっという間に8年。


天国でT氏と一緒に、お酒を飲んでいるに違いない。