昨日は女性企業塾なるものを見学に行った。広報、マーケティングの達人と言われている経沢さん経営の塾であるが、、。18人の女性の受講生がとても熱心で、中には群馬の前橋から来ている方もあり、女性のパワーを再確認した。 講師の先生も若くてかわいらしくてとてもチャーミングだった。

「起業」という言葉にあこがれて、起業が人生の目的になってはいないかな?と思う方も中にはいて、ちょっと心配。 何のために起業するの?幸せになるためじゃないの?


先日、TBSの「バリバリバリュー」から出演依頼があった。 「成功している真山先生に出ていただきたい」というのだが、、「成功ってなんですか?」と思わず聞いてしまった。

現在の私は、愛する家族に囲まれて、とっても幸せだけど、世間でいう年商何億。とか六本木ヒルズのオフィスを持つ経営者などとは無縁なので、「成功している」と言う意味がちょっと違うと思います・・と丁重にお断りした。


昔の知人に起業して年商何億も稼ぎ、東京にあちこちブランチを立ち上げ、息子を慶応幼稚舎に入れ、「成功者」として当時話題になった人がいたけれど、結局は、夫が愛人をつくり別れ、息子は登校拒否。ある日を境に、連絡がとれなくなり、オフィス、携帯、自宅は電話が通じなくなってしまった。今は行方不明。彼女は一時は起業し、経営もうまくいき、成功したのかに見えたけれど、毎日、超多忙で疲れていて幸せそうには見えなかった。いつも時間と資金ぐりのことでバタバタしている様子だった。


人生における「成功」ってなんだかよく判らないけれど、やっぱり、死んでいくときに、「幸せだった」と思えるような気持ちになれるのが私にとっての「成功」だと思っている。