10月の中旬に入り急に秋らしくなりましたね。
朝夕寒いぐらいです。
今回は自宅から近い離島へ行ったお話です。
朝暗いうちに車で自宅を出発。
明石海峡大橋をわたります。
一応海を超えたから離島ですよね。
明石海峡大橋。
前回は下をくぐりましたが、
上を通るのは久しぶり。
明石海峡大橋を渡り更に南下し、
土生港に到着。
この港からこの島に渡ります。
沼島です。
土生港の駐車場に車を停め、
沼島汽船で移動します。
船に乗ること10分。
沼島に到着。
沼島は漁業の島。
沼島と言えば真っ先に浮かぶのが鱧。
鱧と言えば夏が旬。
鱧の湯引きを梅肉や酢味噌で頂くのは絶品です。
ここは鱧料理が頂ける料理旅館さん。
沼島に泊まる時はここかな?
沼島八幡神社にお参りします。
御本殿までの階段が続きます。
真ん中に門があり段数が区切られています。
段数は男女の厄年の数で区切られているそうです
。
◯◯の予行練習のつもりで一気に登ります。
◯◯とは→またの機会にご紹介出きればと思います。
ヒーヒー言いながら、ご本殿に到着。
この神社の御由緒は以下の通りです(神社のHPより)
古事記・日本書紀に伊弉諾尊伊奘冉尊二神が天の沼矛で、「塩こうろこうろ」とかきまぜ滴り落ちた塩が凝固まってできた島「おのころ島」に降りたって国生みされたと記され、沼島は古くから、その「おのころ島」と言い伝えられています。
当神社は、今から580年余り前、1436年永享8年京都石清水八幡宮のご分霊を移し祀られ、現在のような社殿が創建されました。しかし、それよりずっと前よりこの森は、氏神様の森として大切に守られてきました。 古老は、「ここの神様は八大龍王様じゃった」と言い伝えられています。 春の例大祭(5月3日〜4日)には、壇尻が勢いよく海に飛び込み「沼島水軍」を彷彿とされる勇壮な祭りが繰り広げられます。
高台にある神社から見ると、
島の中心部に民家が密集しているのがわかります。
下に降りて、民家の間を歩くと
車も通れないような細い路地が
たくさんありました。
家の間を抜け、
次に沼島の観光スポットに向かってみます。
島の反対側まで
島の真ん中を通る山道を登っていきます。
途中綺麗な小中学校がありました。
島の学校ですね。頭にはニ十四の瞳の映画が浮かんでます。
歩き始めて20分。
ヒーヒー言って山を越えると海にでました。
向こうに見える陸地は和歌山県です。
そして手前に矛先のような岩があります。
この岩は上立神岩と言います。
上立神岩は、
くにうみ神話の「天の御柱」
と言われている岩だそうです。
くにうみ神話。(沼島八幡神社のHPより)
古事記 上巻、日本書紀 巻第一神代上には、天つ神がイザナギ、イザナミ、二柱の神に神聖な沼矛(ぬぼこ)を授け、国造りを命じたことが記されています。この二柱の神は、まず、天の浮橋に立ち、海水に沼矛を指し下ろしてかきまわしました。その先から落ちた潮が固まって島となりました。これがオノコロ島です。 この島に二柱の神は降り立ち「天の御柱」と「八尋殿(広大な殿舎)」を建て、夫婦の契りを結び、国土造成をされました。その舞台であるオノコロ島が、沼島であると島の人々は言い伝えています。
島には下立神岩もあり、
上立神岩とセットで男女を象徴するそうです。
下立神岩を見るならば、
海上から行った方が良いと思います。
島にはおのころクルーズと言う、
地元漁師さんが企画している、
漁船を使ったツアーがあるようです。
沼島汽船の発着場あたりで申し込めるのかな?
沼島巡りには、
このツアー利用するのも手かもしれません。
沼島汽船の発着場近くでツアーに誘われましたが時間の関係上、徒歩で巡りました。だからヒーヒー
帰りの船の時間が近づいてきました。そろそろ港に戻るとします。
沼島は、
淡路島から船で10分しか離れていません。
しかし、
そこは、時間がゆっくり流れる、
昔の映画の中にいるような、
何か懐かしい
居心地の良い世界でした。
次は夏に鱧を頂きに行きたいです。
おわり