メキシコやグアテマラの友人からよく届く、いわゆるチェーンメール


なんなんだろう??と思いながら見てみると、
「誘拐されました!この子を探して!!」
というものばかり。。。
ここのところ、こういうメールが多くて、前から気になっていたことと繋がっていきました

この間、グアテマラを訪れたとき、友人の家に遊びに行ったら、「赤ちゃん」がいました。
グアテマラ人(男)とアメリカ人(女)のカップルで、まだ結婚していませんし、二人の子供ではありません。
この赤ちゃんは一体どこから来たの??

という疑問

また、別のグアテマラ人の友人の友達の家から、生まれたての赤ちゃんがいなくなった、という話し。
数年前に、グアテマラのトドス・サントス・クチュマタンという村で、「外国人が子供を連れ去る」という噂が流れて、たまたまそこを旅行していた日本人の観光客が襲撃され、亡くなった方がいた、ということ。
子供の臓器を売ってお金にするマフィアがいること。
その臓器を買って、自分の病気の子供に与えるお金持ちの親がいること。
いろんな疑問がグルグルと頭の中で回っていました

グアテマラの友人に聞いても、その「赤ちゃん」はどこから来たのか教えてくれませんし、あまりしつこく聞くのも躊躇してしまいました。。。
そのアメリカ人の彼女は、グアテマラの子供を支援するアメリカの団体に所属もしているので、まさかね!という想いと、信じたい想いもあります。彼女、確かにお金持ちなんですけどね。。。
グアテマラのある村では、アメリカ人がやってきて、グアテマラの子供をもらう(買う)場所があるそうです。
思い切って、この素朴な疑問を、メキシコ人の友人にぶつけてみました。
彼にもこんな経験があるそうです。
グアテマラからメキシコへの飛行機には、いつもアメリカ人(白人)の夫婦と明らかに彼らの子供ではない褐色の肌を持つ子供が一緒にいるのを何組も見かけるので、変に思っていたと言います。
私のグアテマラの友人は、「グアテマラでも子供を養子にすることはすごく難しい」と話していましたが、メキシコ人の友人は、「グアテマラは世界でもかなり簡単に子供をもらう(買う)ことができる場所」だと言います。
メキシコでは、子供を養子にするのに、徹底的に調べるので、10年かかることもあるほど厳しいのだそうです。
グアテマラの友人は仕事もしていないし、アメリカ人の彼女と一緒に暮らしているだけで、その彼女自身もアメリカに夫がいて、まだ離婚が成立していないようです。。。
はたして、そんな家庭に子供を養子にできるのでしょうか?
養子にすることには違和感を持ちませんが、もしも買ってきたとしたら、どんなにいい人でもやっぱり納得できない。。。

La merced, Antigua Guatemala
悲しいことに、ラテンアメリカ(メキシコも含めて)では、汚職がはびこっていて、こういうことは全てお金でなんとかなるのだそうです。
なんとなく想像ができる世界です。。。
そういえば、つい最近アフリカで少女に子供を生ませて売っていた医師が逮捕されましたよね。。。。
こういうことは、もう世界中に「市場」があるのだと思うと、怖くて悲しくて憤りを感じます

グアテマラや中南米、アジアの貧しい地域の子供たちの命は、まだまだ軽い。。。
日本でも子供たちがたやすく盗まれて、売られて、臓器として売られたら、、、、一体どんなことになるでしょうか?
どうしてこんなことが放っておかれているのか、未だに理解できません。。。
放っておくのは、一部のお金持ちのためだからでしょうか?
子供たちには国の未来がかかっているんです

グアテマラから帰ってきてから、このことが気になって仕方ありません



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