メキシコ南部オアハカ近郊の村に、世界的に有名な陶人形作家アギラール・ファミリーが住んでいます

アギラール・ファミリーの陶人形のモチーフは、
市場でフルーツやお花を売るメキシコ人女性

フリーダ・カーロ

グアダルーペ

など、メキシコの生活を現した、どこか素朴で温かいものばかりです

特に欧米で人気があり、コレクターもたくさんいるようです

アメリカのミュージアムにも展示されるほどの人気なんだそうです

今回、アギラール・ファミリーのホセフィーナ・アギラールさんの陶人形を入荷することができたので、ご紹介いたします

その人気の理由がわかるような、可愛らしい陶人形たちです





妊婦さんだけど、頭の上に荷物をのせて行商をしていたりと、メキシコ人女性のたくましさが見えます

褐色の肌に、切れ長の目が可愛くて、美人さんですよね

『幸せの妊婦さん』って名前つけちゃいました

見てるだけで、幸せ~な気持ちになっちゃうんですよねぇ

かなりお気に入りのこちらの陶人形


陶器のツボを売る女の人

この牛の顔のついたツボは、アギラール・ファミリーが大きいものを作成しているので、なんだかそれが小さくなっちゃってて、面白いです




小さなツボにまで、お花の模様が入っていたりするんです

ミニチュアみたいでホントに可愛い

なんだかよくわかんないけど、ミニチュアに弱い私




両手にいっぱいの黄色のマリーゴールド

頭に載せてるのは。。。

なんと!
ガイコツくんたちでした

マリーゴールドは、あちらではお墓などに備える、日本で言うと菊にあたるお花らしいです

11月の「死者の日」のお人形にも思えます

日本で言うお盆を、メキシコでは「死者の日」と言い、お墓をお花などで飾り付けたり、お家には祭壇を作って、お祝い(って変だな?)します。
死者の霊を迎える準備をするんです

メキシコでは、
『生きることと死ぬことは常に隣り合わせで、死んでしまえばみんな同じガイコツ!』
という考え方があります

死をもタブー視せず、楽しむことができるのは、メキシコならではの考え方ですよね

このお人形の頭に載せたガイコツくんたちも、カラフル


そして、メキシコの有名人!
フリーダ・カーロもホセフィーナさんにかかるとこうなります


まゆげしっかり繋がっています

なかなかエレガントでしょ

そして、グアダルーペのマリア様


ホントにキレイ~

この色使いといい、癒される感が漂ってきます

このアギラール・ファミリーの陶人形たちは、メキシコの日常風景をみることもできて、眺めているだけで、ほのぼの~としてくるんですよねぇ

メキシコの空気を感じることができるのが嬉しい

この質感といい、素朴さといい、やっぱり私はメキシコの民芸って大好きだなぁ


これからも、こういった温もりの感じられるメキシコ民芸をご紹介して行きたいと思っています

またいい出会いがありますように


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