小さい頃は、毛糸とか織物が苦手だったのに、今や織物が大好き
グアテマラを訪れて、その織物の素晴らしさに目覚めない人はいないと思います
グアテマラでは、大きく分けてラディーノと呼ばれる人と、インディヘナと呼ばれる人に分かれます。
日本人にしてみるとその感覚がよくわからないんだけど、両者の間には大きな隔たりがあり、ラディーノと呼ばれる人は民族衣装を着ません。
インディヘナの人たちでも民族衣装(ウイピル)を着ない人は増えていますが
またこの話しは後ほど。。。
そのインディヘナの村は約80あり、それぞれに民族衣装(ウイピル)が違うんです!
ビックリですよね
近い村々は織物の文様が似ていることもあり、見分けが難しかったりもしますが、ウイピルを手に取って、本当にこの村のものかな~~~?なんて考えることもしばしばあります。
そんな時間も幸せなのですが

グアテマラでは、市のたつ日というのがあって、そんな日にウイピルを広げて売っているときがあります。
それは花が一面に咲いたかのようで、色鮮やかなウイピルがたくさん並びます
そこで、インディヘナのおばちゃんと、もっとまけて~~~なんて言いながら話しをするのが大好きなんです
日本では人見知りな性格ですが、グアテマラだと正反対になるようです
みんな話し好きなので、いろいろ話してくれます。
ウイピルのお花畑から私のところにお嫁にきてくれたウイピルたちを何点か紹介しますね

こちら↑は、テクパンのウイピル。
この可愛さにやられました
おばちゃんのオススメだったらしく、ちょっと高めだったのを、お願い~~とか言いながらごねること数分。二人のちょうどよい金額におさまり、買っちゃいました。
テクパンのウイピルって可愛らしいものがたくさんあります。
けっこう私のツボです。模様も様々で、きっと昔からの伝統の文様ではないのでしょうね。
今は、新しい文様をとりいれたウイピルがたくさんあるそうです。
そしてこちら↓ナワラのウイピル。

ナワラはこの幾何学模様とこの赤色をよく見ます。
素晴らしいとしか言えません。
大好きなウイピルの一つです
メキシコにも似た感じの織物がありますよね。
もともとは同じ国だったのですから、織物が似ていても当たり前ですよね
そして、チチカステナンゴの市で、初めて買ったウイピル↓

チチカステナンゴの市も大きいことで有名ですが、ウイピルも山のように売られています。
でもキレイなものもあれば、かなり着古したものもあります。
これは、一目で気に入り、お値段を聞いたところ、、、、すごく安かった。
本当にそんなんでいいの???
私、外人だし、もっとふっかけた方がいいよ?
それでも売れないよりはいいのでしょうね。
買わせていただきました
お気に入りです
チチカステナンゴでは、お店がたっくさんあるので、一度出会ったら即買いをしないと二度と辿り着けません
ぼる人もいるので、うまく交渉して楽しんで下さい。
それじゃーアンティグアの方が安いじゃーんって何度言ったことか
そんなやり取りも大好きです
そして、ウイピル大好きになったキッカケの1枚がこちら↓

こちらのウイピルは、サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスと言うアンティグア近郊の村のものです。この村のものは他の村のものとは一線を画す両面織で有名なんです
両面織とは、こんな感じで、両面全く同じ織をすること。

これが、大変な仕事なんです。
大抵のウイピルは裏面は糸がでていたりするのですが、この村のものは、裏までキレイ。。。
この両面織のものがたくさんあるものほど、高価なんです。
それもそうです。お母さんたちが家事のかたわら少しずつ織っていくので、何ヶ月もかかってしまうんです。
古いウイピルは市場に出回っていますが、キレイで素晴らしい織物はなかなか表にはでてきません。
それは、家族で着るように織っているからなんです。
このウイピルもお友達のお母さんに頼んで譲ってもらったものです。
私もサンアントニオの友達の家で織物を習ったのですが、そこのお母さんも素晴らしい織り手で、すべて両面織のすごく長いものを織っておりました
アメリカの人に頼まれて織っているとのこと。
その値段があまりに安く驚きましたが。。。
一体どうやって織っているのかと思えば、何か目印を付けるということもなく、昔の織物の一辺をみながら織っていました。
いやいやスゴイですよ
あの技はなくしちゃいけないと思います。
そこの家の子どもは7人いましたが、1人しか織物を習っておりませんでした
こうやって段々とすたれていってしまうのでしょうね。
サンアントニオの友達の女の子たちはほとんどが織ることができません。寂しいです
この織物たち、時々引っ張りだしてきては眺めたりするのですが、我が家では玄関の一番目立つ所にウイピルを飾っております
白いウイピルって珍しいんです。
しかもこれはほとんどが両面織です
古いものなので、安く譲っていただきました。

古いものですが、色は褪せていません。
一生もののウイピルだと思います
私は、ウイピルを着用することはほとんどないのですが、先日のラテンアメリカフェスティバルで、着る機会を得ました。
グアテマラ大使館ブースでアルテサニア・マヤの出店だったので、やっぱりウイピル着なくちゃ!!と

あまり着たことがなかったので、グアテマラ人の友人に手伝ってもらいました。
前はしわがないように、後ろにしわを持っていくのが大事なのよ、と
サンアントニオのウイピルとベルト(ファハ)で揃えました
スカートは、民族衣装のコルテをアレンジした巻きスカート。
ウイピルを着るとテンションあがりますね~~
お客様の目をひいたようで、やっぱり着て良かったな~~と思いました
織物を好きなお客さんがたくさんいらしたのは驚きでした。
皆さん目が肥えていらっしゃいました
グアテマラの織物が好きと言う方もいらっしゃったり、グアテマラに行かれたことのある方もいて、楽しかったです。
たくさんのお客さんとお話をすることができて、本当に良かったです
ありがとうございました
少しでも、日本の人たちに中南米&グアテマラの織物の素晴らしさを知ってほしいとの想いで、これからもガンバッてまいります
どうぞよろしくお願いいたします
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グアテマラを訪れて、その織物の素晴らしさに目覚めない人はいないと思います

グアテマラでは、大きく分けてラディーノと呼ばれる人と、インディヘナと呼ばれる人に分かれます。
日本人にしてみるとその感覚がよくわからないんだけど、両者の間には大きな隔たりがあり、ラディーノと呼ばれる人は民族衣装を着ません。
インディヘナの人たちでも民族衣装(ウイピル)を着ない人は増えていますが

またこの話しは後ほど。。。
そのインディヘナの村は約80あり、それぞれに民族衣装(ウイピル)が違うんです!
ビックリですよね

近い村々は織物の文様が似ていることもあり、見分けが難しかったりもしますが、ウイピルを手に取って、本当にこの村のものかな~~~?なんて考えることもしばしばあります。
そんな時間も幸せなのですが


グアテマラでは、市のたつ日というのがあって、そんな日にウイピルを広げて売っているときがあります。
それは花が一面に咲いたかのようで、色鮮やかなウイピルがたくさん並びます

そこで、インディヘナのおばちゃんと、もっとまけて~~~なんて言いながら話しをするのが大好きなんです

日本では人見知りな性格ですが、グアテマラだと正反対になるようです

みんな話し好きなので、いろいろ話してくれます。
ウイピルのお花畑から私のところにお嫁にきてくれたウイピルたちを何点か紹介しますね


こちら↑は、テクパンのウイピル。
この可愛さにやられました

おばちゃんのオススメだったらしく、ちょっと高めだったのを、お願い~~とか言いながらごねること数分。二人のちょうどよい金額におさまり、買っちゃいました。
テクパンのウイピルって可愛らしいものがたくさんあります。
けっこう私のツボです。模様も様々で、きっと昔からの伝統の文様ではないのでしょうね。
今は、新しい文様をとりいれたウイピルがたくさんあるそうです。
そしてこちら↓ナワラのウイピル。

ナワラはこの幾何学模様とこの赤色をよく見ます。
素晴らしいとしか言えません。
大好きなウイピルの一つです

メキシコにも似た感じの織物がありますよね。
もともとは同じ国だったのですから、織物が似ていても当たり前ですよね

そして、チチカステナンゴの市で、初めて買ったウイピル↓

チチカステナンゴの市も大きいことで有名ですが、ウイピルも山のように売られています。
でもキレイなものもあれば、かなり着古したものもあります。
これは、一目で気に入り、お値段を聞いたところ、、、、すごく安かった。
本当にそんなんでいいの???

私、外人だし、もっとふっかけた方がいいよ?
それでも売れないよりはいいのでしょうね。
買わせていただきました

お気に入りです

チチカステナンゴでは、お店がたっくさんあるので、一度出会ったら即買いをしないと二度と辿り着けません

ぼる人もいるので、うまく交渉して楽しんで下さい。
それじゃーアンティグアの方が安いじゃーんって何度言ったことか

そんなやり取りも大好きです

そして、ウイピル大好きになったキッカケの1枚がこちら↓

こちらのウイピルは、サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスと言うアンティグア近郊の村のものです。この村のものは他の村のものとは一線を画す両面織で有名なんです

両面織とは、こんな感じで、両面全く同じ織をすること。

これが、大変な仕事なんです。
大抵のウイピルは裏面は糸がでていたりするのですが、この村のものは、裏までキレイ。。。
この両面織のものがたくさんあるものほど、高価なんです。
それもそうです。お母さんたちが家事のかたわら少しずつ織っていくので、何ヶ月もかかってしまうんです。
古いウイピルは市場に出回っていますが、キレイで素晴らしい織物はなかなか表にはでてきません。
それは、家族で着るように織っているからなんです。
このウイピルもお友達のお母さんに頼んで譲ってもらったものです。
私もサンアントニオの友達の家で織物を習ったのですが、そこのお母さんも素晴らしい織り手で、すべて両面織のすごく長いものを織っておりました

アメリカの人に頼まれて織っているとのこと。
その値段があまりに安く驚きましたが。。。
一体どうやって織っているのかと思えば、何か目印を付けるということもなく、昔の織物の一辺をみながら織っていました。
いやいやスゴイですよ

あの技はなくしちゃいけないと思います。
そこの家の子どもは7人いましたが、1人しか織物を習っておりませんでした

こうやって段々とすたれていってしまうのでしょうね。
サンアントニオの友達の女の子たちはほとんどが織ることができません。寂しいです

この織物たち、時々引っ張りだしてきては眺めたりするのですが、我が家では玄関の一番目立つ所にウイピルを飾っております

白いウイピルって珍しいんです。
しかもこれはほとんどが両面織です

古いものなので、安く譲っていただきました。

古いものですが、色は褪せていません。
一生もののウイピルだと思います

私は、ウイピルを着用することはほとんどないのですが、先日のラテンアメリカフェスティバルで、着る機会を得ました。
グアテマラ大使館ブースでアルテサニア・マヤの出店だったので、やっぱりウイピル着なくちゃ!!と


あまり着たことがなかったので、グアテマラ人の友人に手伝ってもらいました。
前はしわがないように、後ろにしわを持っていくのが大事なのよ、と

サンアントニオのウイピルとベルト(ファハ)で揃えました

スカートは、民族衣装のコルテをアレンジした巻きスカート。
ウイピルを着るとテンションあがりますね~~

お客様の目をひいたようで、やっぱり着て良かったな~~と思いました

織物を好きなお客さんがたくさんいらしたのは驚きでした。
皆さん目が肥えていらっしゃいました

グアテマラの織物が好きと言う方もいらっしゃったり、グアテマラに行かれたことのある方もいて、楽しかったです。
たくさんのお客さんとお話をすることができて、本当に良かったです

ありがとうございました

少しでも、日本の人たちに中南米&グアテマラの織物の素晴らしさを知ってほしいとの想いで、これからもガンバッてまいります

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