鶴岡秀子さんのブログ より
マルツな話 「それでもなお人を愛しなさい」
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このメッセージは、マザーテレサのコルカト(カルカッタ)にある
「孤児の家」の壁にも書いてあった言葉で、一時期はマザーテレサ
のメッセージと思われていました。
・・・実は、このメッセージを書いたのは、
1968年、当時大学生だったケント・M・キース氏が、高校生向けの
小冊子に記したものです。
ずいぶん前に、神田昌典さんが紹介していた時から、ぐっと来て、
その紙をしばらく持ち歩いていました。今日は、全文ご紹介しますね。
<逆説の十か条>
1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。
2.何か良いことをすれば、
隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
3.成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。
4.今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
5.正直で素直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で素直なあなたでいなさい。
6.最大の考えをもった最も大きな男女は、
最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかも
しれない。それでもなお、大きな考えを持ちなさい。
7.人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。
8.何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築きあげなさい。
9.人が本当に助けを必要としていても、
実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。
10.世界のために最善を尽くしても、
その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
▼詳しくは下記の書籍で!
「それでもなお人を愛しなさい
-人生の意味を見つけるための逆説の10か条」
(ケント・M・キース著 大内博訳 早川書房刊)
それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条
ありがとう ございます。