日本 - UAE (1-1 PK ●)
岡崎が怪我、長友が怪我。
満身創痍だったが、それ以上にUAEの守備の集中力が素晴らしかった。
試合としては終始引き締まった内容。
前半早々にUAEが立て続けに高いDFラインの裏を狙い
目論見どおり先制。
その後日本はいつも通りにワイドに開いたところからのクロスでチャンスを作る。
しかし、その素晴らしい攻めも
乾が2本 武藤が2本 豊田が1本 完全にフリーな状態でこれだけ外しては厳しい。
それでも後半、遠藤に変わって柴崎が投入され、
その柴崎はゲームを動かすプレーを魅せる。
そして本田を壁にしてのダイレクトのミドルシュートが
混戦の中、完璧なコースに決まり1-1
ここからまるで日本が柴崎のチームになったかのように
彼を中心に回りだした。
だが、FWがことごとくチャンスを決めきれず
延長戦でも決めることができず 1-1でPKに
PK戦では、本田、香川と 日本が誇るエースが外し敗戦。
■課題と収穫
守備の課題はDFラインの裏。
強引にでも裏を狙われ無理なドリブル突破や
裏への早いパスで1対1での守りとなると相変わらず厳しい。
攻撃の課題は 技術不足
判断とオーソドックスな攻めの形は素晴らしいものを魅せた。
ザック時代からの細かいパスワークに加え
サイドからの展開。
酒井の成長や長友らが見せるサイド攻撃は迫力を感じた。
だが中で合わせて決めきる選手は岡崎以外に居なかった、ということか。
収穫は裏の危険はあるもののそれでも安定していた守備。
GL含めて4試合で1失点は褒められるべき。
しかも長谷部という守備専門ではない選手をアンカーで使ってのこの結果。
■選手総評
川島 5.0 ゲーム中は落ち着いていたが、PKでは自信なく止めきれず
長友 6.0 途中までは左サイドを制圧。怪我が残念だが破綻は作らず
吉田 6.5 早々に裏を取られるも、その後は安定。前へのフィードも正確。
森重 6.0 中央をしっかりと支えた。やや判断の遅さも気になったがしっかりプレー。
酒井 6.5 判断の悪さが少し目に付いたが攻めでは素晴らしいクロスを連発。
長谷部 6.0 中央で強さと激しさを見せたが、チーム全体をフォローしきれず。
香川 5.0 PK失敗だけでなく、何度もあった決定機を決めきれず。技術の高さは見せたが・・・
遠藤 5.0 疲れからかミスも目立った。いいパスもあったが運動量も少なく。
乾 5.5 いい動きと連携を見せるも最後の精度を欠いた。
本田 5.0 途中まではキープと周りを使うパスで貢献。疲労からか終盤は存在感を見せれず
岡崎 5.5 献身性を見せ、前線で顔を出してパスを受け奮闘するもシュートチャンスはなく。
武藤 5.5 交代早々のシュートは可能性を感じさせた。その後萎縮してしまったか。
柴崎 6.5 交代直後からチームを掌握。素晴らしいシュートと周囲を支配する力を見せた。
豊田 5.0 決めきるために投入された彼の役割であった頭を活かせず。
■アジア杯総評
細かいパスや強引なワンツーだけでなく、
クロスやワイドに開いた攻めなど新しい一面を見せた。
また、4-3-3でありながら守備の安定も実現し
一歩進めたというところは見せれたと思う。
しかし結果としてこの段階での敗退は厳しい。
決めきる力、最後の精度がなかっただけとはいえ、
それを補うために、もっとチャンスの数を増やすのか、
それとも決定力を持ったFW(岡崎など)にあわせたサッカーに変えるのか
今後の方向性を問われてしまう結果となった。
この路線が正解とも不正解ともわからない。
しかし、議論を呼ぶ結果となったことだけは間違いない。
また、岡崎が怪我もあり交代となったが、FWの控えに
劇的に何かを変えてくれるキャラクターが不足している。
武藤の速さも、豊田の強さも UAE戦のようにしっかりと集中したチーム相手だと
違いをもたらすレベルではなかった。
彼らの成長を待つのか、それとも新しい選手を見極めるのか
今後、しっかりと道を定めないと迷走してしまう危険もある。
守備を安定させることはしっかりと出来てきたので
そこをもっと硬くし、決めれない試合になったときに、
相手を破壊する選手(スピードなのか、ドリブラーなのか、高さなのか)を
最大限に活かすような交代が出来れば
この路線でももう一段上のレベルで戦えると思うのだが・・・
世論とともにすべてを変えてしまうのはたやすい
しかしそれはこれまでの4年を含めて
継続することによる蓄積を放棄することとの天秤を
しっかりと判断してもらいたい。
岡崎が怪我、長友が怪我。
満身創痍だったが、それ以上にUAEの守備の集中力が素晴らしかった。
試合としては終始引き締まった内容。
前半早々にUAEが立て続けに高いDFラインの裏を狙い
目論見どおり先制。
その後日本はいつも通りにワイドに開いたところからのクロスでチャンスを作る。
しかし、その素晴らしい攻めも
乾が2本 武藤が2本 豊田が1本 完全にフリーな状態でこれだけ外しては厳しい。
それでも後半、遠藤に変わって柴崎が投入され、
その柴崎はゲームを動かすプレーを魅せる。
そして本田を壁にしてのダイレクトのミドルシュートが
混戦の中、完璧なコースに決まり1-1
ここからまるで日本が柴崎のチームになったかのように
彼を中心に回りだした。
だが、FWがことごとくチャンスを決めきれず
延長戦でも決めることができず 1-1でPKに
PK戦では、本田、香川と 日本が誇るエースが外し敗戦。
■課題と収穫
守備の課題はDFラインの裏。
強引にでも裏を狙われ無理なドリブル突破や
裏への早いパスで1対1での守りとなると相変わらず厳しい。
攻撃の課題は 技術不足
判断とオーソドックスな攻めの形は素晴らしいものを魅せた。
ザック時代からの細かいパスワークに加え
サイドからの展開。
酒井の成長や長友らが見せるサイド攻撃は迫力を感じた。
だが中で合わせて決めきる選手は岡崎以外に居なかった、ということか。
収穫は裏の危険はあるもののそれでも安定していた守備。
GL含めて4試合で1失点は褒められるべき。
しかも長谷部という守備専門ではない選手をアンカーで使ってのこの結果。
■選手総評
川島 5.0 ゲーム中は落ち着いていたが、PKでは自信なく止めきれず
長友 6.0 途中までは左サイドを制圧。怪我が残念だが破綻は作らず
吉田 6.5 早々に裏を取られるも、その後は安定。前へのフィードも正確。
森重 6.0 中央をしっかりと支えた。やや判断の遅さも気になったがしっかりプレー。
酒井 6.5 判断の悪さが少し目に付いたが攻めでは素晴らしいクロスを連発。
長谷部 6.0 中央で強さと激しさを見せたが、チーム全体をフォローしきれず。
香川 5.0 PK失敗だけでなく、何度もあった決定機を決めきれず。技術の高さは見せたが・・・
遠藤 5.0 疲れからかミスも目立った。いいパスもあったが運動量も少なく。
乾 5.5 いい動きと連携を見せるも最後の精度を欠いた。
本田 5.0 途中まではキープと周りを使うパスで貢献。疲労からか終盤は存在感を見せれず
岡崎 5.5 献身性を見せ、前線で顔を出してパスを受け奮闘するもシュートチャンスはなく。
武藤 5.5 交代早々のシュートは可能性を感じさせた。その後萎縮してしまったか。
柴崎 6.5 交代直後からチームを掌握。素晴らしいシュートと周囲を支配する力を見せた。
豊田 5.0 決めきるために投入された彼の役割であった頭を活かせず。
■アジア杯総評
細かいパスや強引なワンツーだけでなく、
クロスやワイドに開いた攻めなど新しい一面を見せた。
また、4-3-3でありながら守備の安定も実現し
一歩進めたというところは見せれたと思う。
しかし結果としてこの段階での敗退は厳しい。
決めきる力、最後の精度がなかっただけとはいえ、
それを補うために、もっとチャンスの数を増やすのか、
それとも決定力を持ったFW(岡崎など)にあわせたサッカーに変えるのか
今後の方向性を問われてしまう結果となった。
この路線が正解とも不正解ともわからない。
しかし、議論を呼ぶ結果となったことだけは間違いない。
また、岡崎が怪我もあり交代となったが、FWの控えに
劇的に何かを変えてくれるキャラクターが不足している。
武藤の速さも、豊田の強さも UAE戦のようにしっかりと集中したチーム相手だと
違いをもたらすレベルではなかった。
彼らの成長を待つのか、それとも新しい選手を見極めるのか
今後、しっかりと道を定めないと迷走してしまう危険もある。
守備を安定させることはしっかりと出来てきたので
そこをもっと硬くし、決めれない試合になったときに、
相手を破壊する選手(スピードなのか、ドリブラーなのか、高さなのか)を
最大限に活かすような交代が出来れば
この路線でももう一段上のレベルで戦えると思うのだが・・・
世論とともにすべてを変えてしまうのはたやすい
しかしそれはこれまでの4年を含めて
継続することによる蓄積を放棄することとの天秤を
しっかりと判断してもらいたい。