セルティック - オルボー (0-0)

■CL緒戦
去年の大逆転劇により今年もCL出場権を得たセルティックの緒戦。
多少リーグとはメンバーを変えつつも、中村は変わらず先発。

対するオールボーは個々のタレントで言えば格下であろうデンマークのチーム。
だが、北欧ならではの対人の強さは目立つ・・・

■勿体ない・・・
この試合は全て この一言で 片付くだろう。
前半のPKしかり・・・ 数多くの決定機しかり・・・

全体的にパスはよく回り、攻めてはいるものの、攻め疲れのような雰囲気でシュートの時の集中が足りない印象。

中村も好パスを連発する一方で、完全に決定的なチャンスを演出したのは後半(オフサイドで取り消しになった)飛び出しくらい。

もっとFWの後ろまで飛び出す動きを増やさないと崩せないのかもしれない。
スピードないから難しいけど。


■ため息・・・
個人的には去年からロブソンのPKは「?」だったが、この試合でも 「いつものように」ほぼ 中央に蹴って失敗。
オールボーはセルティックをしっかり研究してきた様子。
フォーメーションも崩れず、しっかりとボール奪取までの守備イメージが統率されていた印象を受けた。
だが、そこから先の攻撃は個人頼みでフィニッシュまでは行けない展開。

後半はほぼセルティックペースで進む。
だがオフサイド(だったのか?)ゴールや、サマラスがあと一歩届かない、、というシーンが続く。

最後のFKのチャンスも 壁の作り方、GKの飛び方を見る限り、中村をしっかりと研究してきた様子が伺える。

オールボーとしては セルティックパークでの引き分けは 大成功だろう。
セルティックとしては勝ち点3を計算していただけに苦しくなった。

■今後に向けて
去年の快進撃のころからチームの基盤は変わっていない。
守備の雑さも(--;

まぁ今年も同じサッカーと中村の飛び道具で行けるところまで・・・といった構想だろう。
マンU-ビジャレアルも引き分けという事でセルティックは苦しいところ。
マンUに全勝してもらって おこぼれ2位を狙いたい中で、ビジャレアルが引き分けたのだから、どうあっても アウェーのオールボーに勝ち、ホームでビジャに勝って、アウェーで引き分け、、が必要だろう。

マンU戦は 半ば諦めて守備固めで行ってもいいかもしれない。

ともかくセルティックファン、中村ファンとしては 今年もこの舞台での活躍を祈るのみ、、、である。