閉ざし切った 心に 雨

 君が降らす言葉は 涙

僕も 揺られた気になって

 明日が来ないよう 願い続けた


抱きしめた手は 弱く

 何故ー

君を力強く 抱きしめ続けられないのは。

  背徳ー

僕の抱える傷を

  君に脊負わすわけには行かないから・・・


あまりにも まっすぐで
 
  あまりにも 純粋な 君の

哀しむ顔なら まだ いいけれど


  苦痛と苦悩に 堕ちてく 顔を


見たくない、、って 想ったんだ。

 せめて キレイなままで

 せめて 優しい思い出のままで

  せめて 君の想い出の中だけでも

キレイな僕で居させてほしい。


   指折り 数え 歌う僕は

君との 残り火を 数えて
 
   せめて 「今」  が 永遠に続けば、、、と


少しだけ照らされた僕は
 
  嬉しさの 裏で

    灯りの下 傷 見えぬよう

隠し続けた僕

  
   明日を 望めぬ 

許されぬ 僕の身体。