嘘だ 嘘だ 全部 嘘だ

 僕も 君も あいつらも

みんな 全部 嘘なんだ

 此処でさえ 嘘なんだ


誰かが 愛を 語る時

その目は きっと  嘘で満ちてる


 誰かの 好き って 言葉だって


ありがとう としか 返せない 僕。


  嘘だ 嘘だ 全部 嘘なんだ


だから 喜んじゃいけない

 だから 悲しんじゃいけない

  だから 考えちゃいけない


どうせ 嘘に消える夢


 どうせ 幻に消える愛



  僕を 好きだという 誰かの 感情だって


こんなとこに吐き出した 言葉を拾っては

  喜んだり 悲しんだり 

 こんなとこに吐き出した 言葉なんて 無意味だ。



だって

 僕が書きたい事は こんな事じゃないのに



読んだって 伝わらない

 読まなくって 伝わらない

好きだとか 興味だとか 誰かの日常だとか

 僕の世界だとか


   僕にだって

触れられない僕が居るのに


 君に


届くはずなんて


 ない