只の欺瞞だよ

 着飾った言葉に意味などない。


只の偽善だよ

 誰かのために なんて思う心など無い。


所詮 偽りの 人間関係。

社会という属性 ー 関連性が無くては生きられない世界。

 それゆえの自己防衛。


本音など、

 自分でも判らないとこに隠したさ。


それでも

 この場で この時 言うべき言葉は すぐに見つかる。

使い捨てられる やさしい言葉たち。

反吐が出るほど 穢れた 環境。


   感情論で 喚きあってるときでさえも

そう在るべきと せめて 人間らしく・・・

  
 「人間」であるならば

   行うべき行動 取るべき行動 それを只繰り返す。


そして 気に入られた関係に何の意味がある?

 そして 思われたとして 自分とは誰?


曖昧な定義付けのまま ここまで歩いた。

 意味を欲したら 崩れてしまう 脆弱な精神。

それも また 欺瞞だね。

 弱い自分を守るための虚偽 己への鞭撻。