四国八十八ヶ所霊場 第42番・一力山毘盧遮那院仏木寺/第43番・源光山円手院明石寺 | 日々の暮らし

日々の暮らし

フォロー返し及び商用目的のフォロー申請はお断りします。あしからず。

皆さん、おはようございます。今日もお忙しい中、ブログにお越しいただきましてありがとうございます。
 
今日は四国霊場の第42番と43番です。第42番は一力山毘盧遮那院仏木寺。真言宗御室派、弘法大師作の大日如来が御本尊です。大同2年(807年)、弘法大師は牛を引いた老人に出会い、牛に乗せてもらい導かれるままに到着した場所にクスノキの巨木が立っていました。その木に光るものを見つけた弘法大師が確かめてみると、かつて自分が唐で修行をしていた際に縁のある土地に届くように願いながら東の空に投げたものと同じ形をした宝珠でした。その巡り会わせに驚いた弘法大師は、そのクスノキで大日如来を彫り安置したことから毘盧遮那院と言う名前が付けられました。
 

 
 

 
 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

 

 
 
はい、次は第43番・源光山円手院明石寺。天台宗寺門派のお寺で千手観音が御本尊です。あかしと書いてめいせき寺と読みます。このお寺がある場所の地名があげいしと読むことからあげいし寺と呼ぶ人もいます。欽明天皇の時代に創建された歴史があるお寺で、仏教が伝来した時期にすぐに建てられた模様です。西暦734年・天平6年には紀州熊野より十二社権現を勧請して十二坊が建立され、修験道の道場として栄えて来ましたが、一時期は衰退してしまいます。その後に弘法大師が弘仁13年(822年)に再興します。建久5年(1194年)には源頼朝が、平清盛の継母でに当たる池禅尼を弔う為にお堂を建てた事から山号が源光山になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

今日も皆さんが心穏やかにお元気でお過ごしになれますように。