Happy Birthday Dear Buddha | 日々の暮らし

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皆さん、おはようございます。今日もお忙しい中、ブログにお越しいただきましてありがとうございます。今日は入学式のお子さんも多い事でしょうか。関東地方では何とか桜が間に合って良かったと思います🌸

 

今日はご存知の方も多いと思いますが、仏教の開祖・お釈迦さまのお誕生日とされています。ハッピーバースデーディアブッダなどとふざけた表現をお許しください🙇。

 

 

何分、お釈迦さまがお生まれになったのが2500年も前の事なので正確な記録が無いのが残念で、出生された年代も学者や記録によって紀元前300年代から600年代と幅がありますが、とにかく実在された方である事は確かです。

 

お釈迦さまの育った場所はインドの北部で。現在の世界地図のネパールに当たる場所がお住まいでした。お父さまはその国の王さまで浄飯王と呼ばれ、住んでいた地域は釈迦族と言う民族が住んでいました。浄飯とは清らかな白米と言う意味だそうです。浄飯王の奥さまが摩耶と言うお名前の方で、ご夫婦仲が大変良かったのですが、なかなかお子さんに恵まれずようやく授かったのがお釈迦さまでした。当時のインドでも今の日本のように女性が赤ちゃんを出産する前に、実家に戻り静養する風習がありました。王さまはなかなか奥さまを手放したがらずようやく、御実家に帰る事になりました。その時代の事でしたから、現在のように乗り物が発達してはいませんでしたから、摩耶夫人も象に乗って帰ります(左矢印まぁ、臨月の妊婦さんを象に乗せるのはガーン・・・あくまでも伝説なので、何かきっと上手い方法があったのでしょうね)。

 

そして、御実家に向かう途中、ルンビニーと言うお花が大変きれいな場所で休憩を取りました。ちょうど春先の事で木の枝からヒラヒラとお花が舞い落ちて来たのでしょうね、そのお花があまりにもきれいなのでお手に取ろうとして、摩耶夫人が手を伸ばした途端に、右脇のしたから元気な男の子が誕生します。それがお釈迦さまでした。そして生まれた赤ちゃんはすぐに立ち上がり片手を天に、もう片方を地に向けて“天上天下唯我独尊”と仰いました。右の脇の下からお生まれになったと書きましたが、これは摩耶夫人がなかなかお子さまが授からず、高齢で出産された事からかなりの難産だったのではないかとも考えられています。そして出産されてから1週間後、残念ながらお母さまの摩耶夫人は息を引き取ってしまいます。その後、摩耶夫人の妹さんが後添いに入り、お釈迦さまを、お腹を痛めて産んだ我が子同然に愛情をかけて育てて下さいました。

 


天上天下唯我独尊とは、もうこれも皆さんもだいたいの意味は解っていらっしゃると思いますが、命のあるすべてのものが尊いと言う意味で1人1人が周りの人たちの気持ちを大切に出来るようにと言う願いを込めた言葉です。お釈迦さまが産声を上げた時には良い香りのする通り雨が降りました。その事からお釈迦さまに甘茶をかけてお祝いするのです。

 

こちらは、先週土曜日にお詣りしたお寺に飾っていただいていた誕生仏です。14日の記事でご紹介します。

 

そしてこちらの3枚は、成田山川越別院で出して下さっていた誕生仏です。

 

 

お釈迦さまの後ろにお賽銭箱があり、五色の太いお手綱があります。こちらに触れると御本尊のお不動さまと手を繋いでもらえるのと同じご利益があります。繋いでもらえて良かった~。

 

 

 

 

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今日も皆さんが心穏やかにお元気でお過ごしになれますように。